F1は2月26日、英俳優のダムソン・イドリス氏を「グローバル・ブランド・アンバサダー」に任命したと発表した。同氏は今後、選定されたレース週末への来場やプロモーション活動に参加し、エンターテインメントやカルチャー領域の観客とF1を結び付ける役割を担うという。
イドリス氏は、2025年6月公開の映画『F1: The Movie』で主演級として注目を集めた。記事によれば、同作は世界興行収入で6億3000万ドルを超えたとされる。同氏は作中で新人ドライバー「ジョシュア・ピアース」を演じ、ブラッド・ピット演じるベテラン「ソニー・ヘイズ」とともに、架空チーム「APXGP」が崩壊の危機を救う“9戦の戦い”に挑む筋立てだった。
一方で、映画の舞台裏は“作り物”にとどまらなかった。イドリス氏とピット氏は実際のグランプリ週末に、改造されたF2マシンを走らせたとされる。撮影で深くパドックに入り込む過程で、イドリス氏のF1との関係は「仕事」から「個人的な情熱」へと変化した、というのが記事の説明だ。
イドリス氏は就任にあたり、F1に引かれた理由を次のように語った。
「僕はずっと、文化とパフォーマンス、そして精密さが交わる場所に引かれてきた。F1はまさに、その中心にある」
「映画に関わる前から大きな敬意は持っていたが、より近くで触れたことで、そこにある革新、心、そしてあらゆるものの背後にある激しさ、さらにドライバーたちが戦っている“エリートの領域”を本当に理解できた」
「グローバル・アンバサダーという役割に就けることを、心から楽しみにしている。この世界の一部になれたことは、僕にとって大きな意味がある。世界中の人々を刺激し、つなぐ存在を代表できることを誇りに思う」
