フェラーリとシャルル・ルクレールが、2026年バーレーン・プレシーズンテスト最終日を“支配”して締めくくった。終盤に叩き出した1分31秒992は、2番手ランド・ノリスに0.879秒差という大差だった。フェラーリのSF-26は周回数でも130周超を重ね、速さと信頼性の両面で存在感を示した。

ルクレールは朝から流れを作っていた。開始1時間で1分33秒689を記録してトップに立つと、2時間目には1分33秒162へ短縮した。路面と気温の条件が整った最終盤、走り込みの中で「性能ラン」の形で速さを決定づけた。

2番手はノリスだったが、午後はマクラーレンの冷却系トラブルに足を引っ張られた。走行開始が残り2時間までずれ込み、貴重な準備時間を失った。それでも約50周をこなし、午前に66周を走ったオスカー・ピアストリと合わせ、最低限のデータは確保した格好だ。

3番手はレッドブルのマックス・フェルスタッペンで、65周を走ってトップから1.117秒差だった。メルセデス勢はジョージ・ラッセルが4番手でチーム最上位に立った。一方でアストンマーティンは苦しい。ランス・ストロールが金曜にわずか6周にとどまり、エンジン問題とパワーユニット部品不足が最終調整を直撃した。開幕戦オーストラリアへ、限られたデータのまま向かう状況だ。

6日間のテストが終わり、各陣営はメルボルンへ向かう。現時点で最も“整って見えた”のはフェラーリだった。一方、マクラーレン、レッドブル、メルセデスには詰める余地が残り、アストンマーティンには早くも警鐘が鳴っている。

  1. シャルル・ルクレール(フェラーリ)1:31.992/132周
  2. ランド・ノリス(マクラーレン)+0.879 1:32.871/47周
  3. マックス・フェルスタッペン(レッドブル)+1.117 1:33.109/65周
  4. ジョージ・ラッセル(メルセデス)+1.205 1:33.197/82周
  5. ピエール・ガスリー(アルピーヌ)+1.429 1:33.421/118周
  6. オリバー・ベアマン(ハース)+1.495 1:33.487/88周
  7. ガブリエル・ボルトレート(アウディ)+1.763 1:33.755/71周
  8. アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)+1.924 1:33.916/49周
  9. アルビド・リンドブラッド(レーシングブルズ)+2.157 1:34.149/165周
  10. カルロス・サインツ(フェラーリ)+2.350 1:34.342/141周
  11. オスカー・ピアストリ(マクラーレン)+2.360 1:34.352/66周
  12. エステバン・オコン(ハース)+2.502 1:34.494/82周
  13. アイザック・ハジャー(レッドブル)+2.519 1:34.511/59周
  14. バルテリ・ボッタス(キャデラック)+3.298 1:35.290/38周
  15. ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)+4.027 1:36.019/64周
  16. セルジオ・ペレス(キャデラック)+8.850 1:40.842/61周
  17. ランス・ストロール(アストンマーティン)1:46.464/6周