レッドブルの新加入、イザック・ハジャーが2026年型マシン「RB22」の初走行を終え、いきなり高い評価を口にした。バーレーンでのプレシーズンテスト初日を経て、今年のレッドブルは上々の滑り出しだ。

ハジャーは2025年にレーシングブルズでルーキーとして飛躍し、昨年12月にはアブダビでレッドブルの旧車もテストしていた。その比較があるからこそ、RB22の“攻めやすさ”はより鮮明だった。

「去年のマシンと比べると、限界までプッシュしやすい感じがする」

さらにハジャーは、2026年レギュレーション車の特徴にも触れつつ、低中速域の感触と高速域の違いを整理して語った。

「全体的に少し遅くて、でも軽くて小さくもある。だから低速から中速コーナーでは、感覚としては似ているんだ」
「でも高速域はかなり違う。それでも今のところ、もう限界まで攻め込めている感じはあるし、僕は満足している」

注目はハンドリングだけではない。レッドブルはフォード支援の自社製パワーユニットを新投入し、その信頼性と周回数が早くも話題になった。ハジャーはバーレーンで130周超を走破し、2日目には小さな油圧系トラブルで時間を失いながらも走行を積み重ねた。チームメイトのマックス・フェルスタッペンも197周をこなしたという。

「バルセロナのシェイクダウンからここまで、走れた周回数の多さに僕はまだ驚いている」
「パワーユニットは今のところ、信頼性があって、パワフルに見える。ここまで僕はすごく満足している。むしろ、希望していたより少しうまくいっているくらいだ」
「パワーユニット面では、だね。バランスとタイヤについては、まだやることがある。普通のことだよ。やるべき作業は多い。でも僕はワクワクしている」

フェルスタッペンもまた、新エンジンの立ち上がりを前向きに受け止めた。新規参入の“メーカー”としての挑戦、その初期の手応えを、独特の比喩で表現している。

「新しいメーカーとして入ってきて、こういう状況を見られるのはもちろん素晴らしい。新しいクルマとエンジンが一緒に見えるのもそうだし、彼らにとっては“自分たちの赤ちゃん”みたいなものだよ」
「それに、言った通り学ぶことはまだたくさんある。でも僕らは正しい方向に進んでいると思う」
「もちろん、もっと良くしたい部分はある。僕らはきっと満足しない。でも少なくとも、今のところ止まってはいない」
「最初から、ガレージを出た瞬間に爆発せず走れるなんて、誰も本気で予想していなかったと思う。そこはとてもポジティブだった」