バルセロナで行われた5日間のシェイクダウンは最終日、フェラーリが最速タイムを記録して締めくくった。各陣営が2026年型マシンの走行距離を稼ぐ中、非公式ながらルイス・ハミルトンが1分16秒348をマークし、首位に立った。

今回の走行には10チーム中9チームが参加し、ウィリアムズのみ不参加だった。4日目までにメルセデスとVisa Cash App RBが持ち分の3日間を消化し、最終日は8チームが走行した。8チームのうち7チームが3日間を完了し、アストンマーティンはこの日が“実質の初フルデー”になった。

  • 1分16秒348:ルイス・ハミルトン(67周)
  • 1分16秒594:ランド・ノリス(86周)
  • 1分16秒653:シャルル・ルクレール(78周)
  • 1分17秒446:オスカー・ピアストリ(80周)
  • 1分17秒586:マックス・フェルスタッペン(118周)
  • 1分17秒707:ピエール・ガスリー(164周)
  • 1分18秒393:エステバン・オコン(85周)
  • 1分18秒423:オリバー・ベアマン(106周)
  • 1分19秒870:ニコ・ヒュルケンベルグ(非公式78周)
  • 1分20秒100:ガブリエル・ボルトレート(非公式67周)
  • 1分20秒795:フェルナンド・アロンソ(61周)
  • 1分20秒920:バルテリ・ボッタス(54周)

最速のハミルトンは午後に走り、チームメイトのルクレールは午前に周回を重ねた。タイヤは複数コンパウンドでデータを回収した。マクラーレンは4日目に燃料系トラブルが出たが最終日に修復し、ノリスとピアストリが揃って走行距離を確保した。レッドブルはスペアパーツ到着が鍵になり、フェルスタッペンが大量周回を実現した。ハースも4日目の不調を引きずらず、半日ずつの走行でも周回数を稼いだ。アウディは最終日に2台合計で140周超としつつ、非公式集計ではヒュルケンベルグ78周、ボルトレート67周とされた。

一方で最大の注目は、エイドリアン・ニューウェイが技術トップ兼チーム代表として手がける初の一台、AMR26の初走行だった。マシンはカタルーニャ・サーキットで木曜午後に姿を現したが、残り1時間というタイミングだった。ランス・ストロールがホンダ製パワーユニットを積む“オールブラック”の新車をコースへ導いたものの、走行はわずか5周でストップした。停止理由はチームから明かされていない。