アウディは、F1ジュニアプログラムの最初の加入選手としてフレディ・スレーターを指名した。タイトルを獲得してきた若手が、F1チームに属する初の機会を得た形だ。

スレーターはカートでのタイトル獲得を足がかりに、フォーミュラで次々と結果を残してきた。近年はジネッタ・ジュニア選手権、F4 UAE、イタリアF4、フォーミュラ・リージョナル欧州選手権で優勝している。現在はフォーミュラ・リージョナル・オセアニアに参戦中で、ウゴ・ウゴチュクウに次ぐランキング2位につけている。

以前から将来を嘱望されてきたスレーターを、アウディが確保した。アウディは2026年から新たなF1ドライバー育成アカデミーを始動させる。スレーターは冬季プログラムに加え、2026年はトライデントからF3に参戦する予定で、ドイツメーカーの支援を受けることになる。

アウディはアラン・マクニッシュの指導のもと、スレーターを将来のF1王者へ育てたい考えだ。マクニッシュは次のように語った。

「フレディには、将来のスターになり得る大きな可能性があると見ている。彼の実績は見事だが、それ以上に重要なのは、集中力、決意、そして学ぶ意欲を備えている点だ。これはこのスポーツの頂点へ到達するために欠かせない資質だ。」
「彼はアウディ・ドライバー・ディベロップメント・プログラムの最初の加入選手として理想的な存在だ。トライデント・モータースポーツでF3へステップアップする彼に、必要なツール、助言、支援を提供することを約束する。これはコース上でもコース外でも、未来を築くための第一歩だ。」

スレーターも喜びを口にした。

「アウディ・ドライバー・ディベロップメント・プログラムで最初に選ばれたドライバーになれたことは、信じられないほど光栄だ。アウディはモータースポーツで伝説的な歴史を持つブランドだ。そのアウディが、キャリアの重要な段階で僕を信頼し支えてくれるのは、夢がかなったような気持ちだ。」
「F3でトライデント・モータースポーツという評価の高いチームと組み、さらにアウディ・レボルートF1チームの後ろ盾を得られるのは大きな機会だ。僕は全力で取り組み、この重要な一歩を最大限に生かして、F1に到達するという目標へ進んでいく。」