アウディ・レボリュートF1チームは、F1の勢力図に長期戦で攻め込む意思を示す一手として、ドライバー育成プログラムを正式に立ち上げた。狙いは次世代のエリート人材を発掘し、カートの世界からシングルシーター最高峰までを一直線につなぐ、高性能なパイプラインをつくることだ。

この野心的なプロジェクトを率いる役目を託されたのは、トヨタからF1参戦した経験もあり、ル・マン24時間を3度制したアラン・マクニッシュだ。将来、グランプリの舞台アウディのマシンを駆る“未来のアスリート”を鍛え上げる任務を担う。

「未来のアウディF1チームを形作る礎を見いだす役目を任されたのは、大きな名誉であり、僕が強い情熱を注ぐ責任でもある」
「このブランドは『Vorsprung durch Technik(技術による先進)』の歴史の上に築かれてきた。その哲学は、マシンと同じくらい、若いドライバーにも当てはまらなければならない」
「僕らが探しているのは、むき出しの速さだけではない。未来のアウディ・チャンピオンを定義するのは、粘り強さ、知性、そしてチームを軸にしたマインドセットだ」
「世界の舞台で、可能性を“精度”と“パフォーマンス”へ変える道筋を築くのが目標だ。この仕事を始められることに胸が躍る。野心的なプロジェクトに加わる最初の才能を見つけ出したい」