フェラーリは金曜日のローンチ直後、2026年型F1マシン「SF-26」をフィオラノでシェイクダウンし、シャルル・ルクレールとルイス・ハミルトンの両名がステアリングを握った。
フェラーリは金曜日に通常の新車発表を行い、写真と映像パッケージを公開した。一方で、その裏では夜明け前からフィオラノでの初走行に向けて準備を進めていた。今回の走行は、他チームが選ぶ“フィルミングデー”ではなく、あくまで短距離のミニ・シェイクダウンだった。
デモ走行の総距離は、2人合計でわずか15kmだった。フィオラノ換算で約5周に相当する。タイヤはピレリが提供したデモンストレーション用を使用し、ハミルトンが約3周、ルクレールが残りの2周を担当した。2人とも、新型SF-26の第一印象を確かめるための走行だった。
注目は、ハミルトンがアクティブエアロシステムを作動させた点だ。フロントウイングとリアウイングの双方で可動機構を動かし、2026年仕様の新システムを初めて明確に示す場面となった。フェラーリはSF-26をベースモードで走らせており、バルセロナからオーストラリアにかけて、さらなる改良が入る見通しだ。
バルセロナでのシェイクダウンを見送る可能性が取り沙汰されるチームもある中、フェラーリは3日間の走行に臨む構えだ。2026年のテスト日数は11チーム合計で5日間が割り当てられ、各チームはその中で3日間を任意に選んで走らせる運用となる。フェラーリは、2026年型マシンを早々に走らせたチームの列に加わった。



