経験豊富なドライバーが並ぶグリッドで、唯一のルーキーとして飛び込むことになったレーシングブルズのアービッド・リンドブラッドは、多くの関門を乗り越える助けになる優位性を備えていると考えている。彼はそれを「小さなスーパーパワー」と呼ぶ。
デトロイトで行われたレッドブルの2026年リバリー発表の場で、リンドブラッドは昂ぶりを隠し切れなかった。
「この瞬間は正直、現実離れしている。こんな象徴的な場所で、こういうイベントでF1ドライバーとして紹介されるなんて、僕は一生忘れない」
「チームのビジョン、新しいパワーユニット、そして僕に示してくれた信頼は、とても大きい。学び、働き、そしてこの新しい章を一緒に始める中で、コース上ですべてを出し切る準備はできている」
リンドブラッドの急成長の背後には、同じレーサーでありフォーミュラE世界チャンピオンでもあるオリバー・ローランドの存在があった。ローランドはジュニアカテゴリーを通じて彼の歩みを近くで見続けてきたという。
フォーミュラEでの成功はF1とは別世界にも見える。しかしリンドブラッドは、現代F1で重要度を増すエネルギーマネジメントという観点で、そこに“横断的な価値”があると見ている。
talkSPORTから「ローランドは指針を与えてくれるのか」と問われたリンドブラッドの答えは迷いがなかった。
「もちろんだ。フォーミュラEの話はひとまず置くとして、僕はオリー本人から本当に多くを学んできた。彼がF1へ上がっていく梯子を登っていたのも、そこまで昔の話じゃない」
「彼の支えにはものすごく感謝しているし、僕がここまで早く階段を上がれた大きな理由でもある」
「特にF2やF3では、彼の経験、助言、知識があることでステップを踏めたのは本当に大きかった。間違いなくね。フォーミュラEという意味でも、それは“小さなスーパーパワー”だ」
「同じものではない。でも、たしかにバッテリーを節約する要素はある。バッテリーセーブかどうかはさておき、F1でもパワーユニットを管理するという意味で、より大きな“バッテリー要素”があると言える」
「フォーミュラEで彼があれだけ成功して、理解し、身につけてきた知識は、僕がたくさん頭を下げて教わっていく部分だ。そこから最大限を引き出そうとしている」
