マクラーレンは2026年に向け、リザーブおよび開発ドライバーの計画を明らかにした。発表の中心にいるのは、二足のわらじを継続するパト・オワードだ。そこに、現FIA F2王者レオナルド・フォルナローリが加わる。マクラーレンは実績と伸びしろを同じ天秤に載せ、レース活動全体をさらに厚くする構えだ。
オワードは2026年もマクラーレンのF1リザーブドライバーを務める。パドック内でも静かに価値を高めてきた、カテゴリーを跨ぐ関係が続く形だ。
メキシコ出身のオワードは、NTTインディカー・シリーズのアロー・マクラーレンで主軸を担う存在だ。6シーズンにわたり同チームで走りながら、並行してF1側の業務にも貢献してきた。
2025年はキャリア最強と言えるシーズンだった。2勝を挙げ、ランキング2位で終えている。王者アレックス・パロウに次ぐ成績だ。F1マシンでの走行経験も積み上がり、マクラーレンの計画における立ち位置を固めた。
「僕は、アロー・マクラーレンでのNTTインディカー・シリーズの主業務と並行して、マクラーレン・マスターカードF1チームのリザーブドライバーとしての役割を続けられることにワクワクしている」
「ここ数年、F1マシンをテストし実際にドライブして、信じられないほど多くを学んできた。だから、この先も成長と開発を続けられるのを楽しみにしている」
オワードの継続は、マクラーレンにとって“連続性”と“柔軟性”を同時に確保する意味を持つ。いざという瞬間に投入できる、実戦級の選択肢が手元に残る形だ。
フォルナローリは12月にマクラーレンのドライバー育成プログラムへ加入していた。21歳の新星は、昨年末にウォーキングを離れ、アルピーヌ入りが見込まれるアレックス・ダンの“後任”という位置づけになる。
F2王者でありながら、つい最近まで特定のF1チームに所属していなかったドライバーを確保した点は、マクラーレンの動きとして抜け目ない一手と受け止められている。
「マクラーレン・ドライバー育成プログラムの一環として、マクラーレン・マスターカードF1チームのリザーブドライバーという拡大された役割を担えることに胸が高鳴っている」
「これは僕の旅路における次のエキサイティングな一歩だ。今季、これほど成功し、チャンピオンを獲得してきたチームに貢献できるのを楽しみにしている」
「この機会をくれたザク、アンドレア、アレッサンドロに大きな感謝を伝えたい」

