1月7日、ルイス・ハミルトンが41歳の誕生日を迎え、胸中を綴った。そこにあったのは感謝の言葉だけではなく、失望、消耗、迷いを突き抜けるような強い意志で、「変化の時は今だ」と言い切った。彼の投稿は、宣言文のような重みを帯びていた。

「また戻ってきた」
「この休みをもらえたことに、心から感謝している。切り離して、充電して、少し心の平穏を取り戻す時間だった」
「家族や友人と過ごして、休んで、よく笑って、あの“とても消耗する一年”のあとに必要だったものを全部取り戻せた」

彼は、キャリアの大半につきまとってきた喧騒から距離を取れたことを、率直に言葉にした。

「あまりに速く動く世界で、僕たちはいろんな方向に引っ張られ続ける。本当に切り離すことが、最高の感覚だった」

「馬の年に入って、蛇の年を置いていく。そのことを意識している。変化の時は今だ。新しい習慣を始めて、いらないパターンを捨てて、成長に取り組む」

ただし、変化が簡単だという幻想も語らない。

「自分の役に立たないものは手放していい。時間がかかることもある。すぐに捨てられないものもある。でも最初の一歩から始まる」

近年の苦しみを知る者ほど、この言葉の重さが分かるはずだ。王者として勝ち続けてきた人間が、敗北や疑念、再生と向き合う局面に立たされている。年齢的にも、普通ならとっくに降りる側に回っているはずの領域だ。

「世界がめちゃくちゃに見える時でも、人生を思い切り生きることに集中できているといい」

最後は、苦難の中でも支え続けた人々へ、真正面から言葉を返した。

「自分らしくいて、自分が誰かを絶対に忘れるな。2025年に、それを僕に伝えてくれた君たちの多くから学んだ。僕は二度と忘れない」
「君たちの支えは、僕にとって世界のすべてだ。僕も君たちのためにここにいる。君は決して一人じゃない。一日ずつ、一歩ずつ進もう」