イザック・ハジャーがキャリア最大の一歩を踏み出そうとする中、ローレン・メキースは、2026年にマックス・フェルスタッペンの隣に並ぶドライバーに何を求めるのかを、明言した。

ハジャーのレッドブル昇格は、レーシングブルズでのルーキーイヤーを経た決断だった。その1年は混乱の中で始まったが、すぐに「宣言」と呼べる内容へ変わっていった。

ハジャーのデビューは、雨に濡れたオーストラリアGPのフォーメーションラップでスピンしてリタイヤ。デビューシーズンが始まる前に、その年の評価が決まりかねない出来事だった。だが、それは立て直しの火種になった。

入賞が続き、自信が積み上がる。そして昨夏のザントフォールトで初表彰台を達成した。メキースは、ハジャーの働きを振り返った。

「イザックは信じられない初年度を過ごした。疑いようがない。出発点、つまり1月時点での彼の位置から言っても、その出発点が際立って素晴らしかった」

だがメキースにとって重要なのは、単なる素の速さだけではなかった。その速さが、どれほどのスピードで“進化”したかだった。

「僕たちは生の才能だけでなく、ドライバーが成長する力も強く信じている。何年もかけてチャンピオンが成長していく中で、数戦前にはクルマの中でできなかったことをやってのける場面を、何度も見てきた。
今年はイザックでもそれを見た。3戦前にはできていなかったことを、クルマの中でやってのける姿を見た」

「我々は彼に、その道を進み続けてほしい。我々はこれを“到達点”とは見ていない。これは彼にとって、成長を続け、我々を感心させ続け、驚かせ続けるための“もう一つのスタート”だ。2年目にはそれを期待する。3年目にも期待する。もしかすると4年目にも。そこが、我々が一緒に歩む旅路だ」