バーニー・エクレストンのクリスマスカード

バーニー・エクレストン（長らくF1コンストラクターズ協会FOCA会長としてF1の商業権を掌握し、その手腕でF1を世界的な巨大スポーツイベントへ成長させた実業家）は、F1の1年を振り返るクリスマスカードを関係者に送るという伝統を続けている。

今年はレッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーをめぐる騒動がテーマになった。絵の中心は、煙を上げる大砲で、その砲口がクリスチャン・ホーナーに向けられている。大砲の背後に立つのは、元レッドブル顧問のヘルムート・マルコと、レッドブルCEOのオリバー・ミンツラフで、二人が大砲を発射した側として配置される。
ただし砲撃の対象になったホーナーは、絵の中でパラシュートで安全に離脱し、背中には大金の袋がくくり付けられ、痛手を負わずに大金を持って脱出する姿が描かれている。

以下は添えられたメッセージ
「今年はF1誕生75周年だ。世界でこれほど多くの変化を見た年はないし、F1でもいくつか変化があった。『グッバイ、クリスチャン』から、マックスの追い抜きのレースまで。私の記憶にある限り、彼は史上最高のドライバーだ。」

「ザクのおかげで、マクラーレンは昔の日々に戻った。一方でトトは目を覚まし、ルイスは競争力のないチームで苦しんでいる。」

「ドナルド・トランプは、競争相手がいないかのように世界を支配している。ただし、重要な身体の一部が欠けている男たち（国内外には、タマがない、腰が引けているライバルしかいないという侮蔑）を除けば、だ。よくやった、ドナルド。」

「2026年は、F1にとっても平和な年にはならないだろう。世界もまた平和を渇望している。だから2025年の終わりは静かな日々を過ごしてほしい。95歳で、しかも好奇心旺盛な5歳の息子がいる私には、自分の助言どおりにするのは無理だろう。君が何をしていようと、最善を尽くしてほしい。」

Mercedes

Red Bull

Ferrari

McLaren

Aston Martin

Alpine

Williams

Haas

Visa Cash App RB

Stake F1 Team KICK Sauber