2025年F1世界選手権の最終戦、アブダビGPのフリー走行3回目(FP3)は、ジョージ・ラッセルが最速タイムを記録し、ランド・ノリスをわずか0.004秒差で抑えた。
3番手はマックス・フェルスタッペン、5番手にオスカー・プアストリが続いた。
一方で、ルイス・ハミルトンがターン9でクラッシュを喫し、セッションは一時中断。セットアップの最終調整時間が失われる混乱も生じた。角田裕毅はFP2の状態から改善したのか、タイムが出せるような走りを見せたが、最後のアタックに出てピットレーンを走行している際、ガレージから出てきたアントネッリに側面から追突され、マシンを破損しアタックが出来なかった。
FP3の結果は予選の直前指標として重要であり、各チーム・ドライバーが最終調整を詰めるなか、タイム差も拮抗。決勝を見据えた緊張感が強く漂っていた。
1. G・ラッセル(MER)1:23.334
2. L・ノリス(MCL)1:23.338 +0.004
3. M・フェルスタッペン(RBR)1:23.458 +0.124
4. F・アロンソ(AST)1:23.585 +0.251
5. O・ピアストリ(MCL)1:23.593 +0.259
6. E・オコン(HAA)1:23.605 +0.271
7. O・ベアマン(HAA)1:23.609 +0.275
8. C・ルクレール(FER)1:23.675 +0.341
9. K・アントネッリ(MER)1:23.707 +0.373
10. A・アルボン(WIL)1:23.722 +0.388
11. G・ボルトレート(KIC)1:23.791 +0.457
12. C・サインツ(WIL)1:23.811 +0.477
13. N・ヒュルケンベルグ(KIC)1:23.870 +0.536
14. L・ストロール(AST)1:23.895 +0.561
15. L・ローソン(RBP)1:23.947 +0.613
16. I・ハジャー(RBP)1:23.979 +0.645
17. P・ガスリー(ALP)1:24.072 +0.738
18. L・ハミルトン(FER)1:24.470 +1.136
19. F・コラピント(ALP)1:24.501 +1.167
20. 角田裕毅(RBR)1:24.693 +1.359

