Q: シャルル、あなたとフェラーリにとって、前戦カタールは非常に厳しい週末だった。レース後のデブリーフを終えた今、問題の原因について前より理解は進んだだろうか。

Q: あの問題はサーキット特有のものだと思うか。それともここアブダビでも再発する可能性があるだろうか。

Q: 今回が今シーズン最後の木曜会見だ。2025年シーズン全体を振り返って、個人的にも、そしてフェラーリとしても、どのようなシーズンだったと感じているか教えてほしい。

Q: 最後の質問だ。今週末はいよいよタイトル決戦だ。日曜の夜にワールドチャンピオンになっているのは誰だと思うか。

Q: イサック、次はあなたに聞きたい。まずは新しい仕事、おめでとう。キャリアにとって大きな瞬間だ。レッドブル・レーシングのレースシート獲得は、あなたにとってどんな意味を持つのか。

Q: その知らせを聞いた瞬間について教えてほしい。誰から、どんなふうに知らされたのか。

Q: では、実際にはどうだったのか。

Q: では、来年「結果を出す」ことについて話そう。自分自身にどんな期待を持っているか。

Q: 最後にもう一つ。日曜のタイトル決戦についてだが、誰がチャンピオンになると思うか。


Q: OK、ありがとう。今週末の健闘を祈る。ではジョージ、メルセデスとして、このアブダビのシーズン最終戦をどう捉えているか。

Q: カタールでのあなたたちの競争力についてだが、実力どおりの速さを発揮できていたのか。それとも、トラフィックの中にいたことで実力が隠れてしまったのか。

Q: ドライバーズ選手権についてだが、あなたは今シーズン4位で終えることになる。これは2022年と同じ順位だ。2022年シーズンと2025年シーズン、自分にとってどちらの方が良いシーズンだったと思うか。

Q: 最後の質問です。ワールドチャンピオンは? やはりランド?


Q:(クレイグ・スレーター/Sky Sports)ジョージに質問だ。あなたはランドを追いかける立場だ。もちろんポイント差は僅差で、世界中が今週末F1に注目することになる。もしランドがタイトルを獲るために、チームオーダーが必要になるような状況になった場合、それは問題だと思うか? たとえば、オスカー・ピアストリが2番手で、しかもかなり離れていてタイトルの可能性がない場合に、チームのためにタイトルを獲らせるべく、2位を譲るよう彼に求める、というような話について、どこまでなら許容できると思うか?


Q:(マラ・サンジョルジョ/Sky Sport Italy)3人全員に質問だ。数字上の話として、このタイトル争いの中で重要な役割を果たせるだけのクルマを、自分たちは持っていると思うか? シャルルからお願いする。

Q: アイザックは?

Q: ジョージは?


Q:(ネルソン・ファルケンブルグ/Viaplay)アイザックに。君は「結果を出す必要がある」と言われたと話していた。レッドブルは君にそう伝えたのだろう。マックス・フェルスタッペンのチームメイトとして、歴史的に難しいと言われてきたマシンで結果を出すというのは、どうやって実現するつもりか? どんな計画やマインドセットでマックスの隣に並ぶのか、そしてどこまで行ければ、自分として満足だと言えるのか?


Q:(デビッド・クロフト/Sky Sports F1)もう一つアイザックに。新しい仕事、おめでとう。バルセロナでレーシング・ブルズのエンジニア数人と話したのだが、彼らは、レッドブルのドライバープログラムの中で、君がマックスに一番スタイルが近いドライバーだと評価していた。君自身、その点を分析したり考えたことはあるか? もしそれが事実だとしたら、マックスと君を組ませるのは「理にかなった組み合わせ」だと言えるのではないか? 新レギュレーション元年ということもあって、スタイルの似た2人のドライバーを揃えるのは合理的だと思うが。そして、いつ正式に「決まった」と知らされたのか、その日付も教えてほしい。

Q:(デビッド・クロフト/Sky Sports F1)続けて聞きたい。マインドセットで共通している、というのは具体的にどういうところか?


Q:(クリヤ・ガンガイア/SuperSport South Africa)レッドブルに加入することは、キャリアの大きなステップだ。まず、その中で一番ワクワクしていることは何か? そして、アフリカ系のルーツを持つドライバーとして、自分の大陸でグランプリが開催される可能性についてはどう感じているか?

Q:(クリヤ・ガンガイア/SuperSport South Africa)新しい章について、一番楽しみにしていることは何か?


Q:(スチュアート・コドリング/Autosport)ジョージに質問だ。カタールGPの前に、GPDA(ドライバー協会)とFIAの間でドライバーガイドラインに関するミーティングがあった。発表されたプレスリリースだけを見ると、「良い話し合いはしたが、何も変わらない」という印象だった。GPDAのディレクターとして、あの場でのドライバーたちの雰囲気や満足度、そしてあなた自身の意見を教えてほしい。


Q:(ニハリカ・ゴルパデ/Sportskeeda)シャルルとジョージに。もし日曜日、あなたたちがタイトル争いに絡むような状況になったとしたら、どういうスタンスでレースをするか? そのバトルの一部になりたいと思うか、それとも可能なら関わらずにいたいと思うか?


Q:(スコット・ミッチェル=マルム/The Race)ジョージとシャルルに質問だ。このレギュレーション期間全体を通して、あなた方のチームはレッドブルやマクラーレンと比べて「何を一番欠いていた」と思うか? そして、このレギュレーションでうまくいかなかったことを踏まえると、「来年こそは必ずうまくやれる」と自信を持ちきれない部分はあるか?


Q:(アレハンドロ・アロンソ・ロペス/Diario Motor.com)シャルルに。シーズン全体としてはタフだったが、それでも誇れるシーズンだと言えるものだったと思う。ドライバーとして、自分自身について「来年に持ち越せる教訓」は何だと思うか?


Q:(クマル・シャーム・モトワニ/Al Ittihad)アイザックに。ジュニアカテゴリー時代やアジアン選手権で、ヤス・マリーナ・サーキットを走った経験がある。そのときのコース知識は、F1にステップアップし、シーズンを良い形で締めくくろうとする今、どの程度のアドバンテージになると思うか?


Q:(レオニード・クリュエフ/Grande Premio Brazil)3人全員に質問だ。キミ(アントネッリ)は、カタールの後にオンラインでの誹謗中傷の標的になってしまった。誰か彼と話す機会はあったか? そして、同じことが今後起こらないようにするには、どうすればいいと思うか?

Q:(ディレッタ・コロンボ/AutoMoto.it)シャルルに。あなたは先ほど、今季の比較的早い段階で空力開発を打ち切る決断について話していた。それによって、シーズンが進むにつれて技術的に不利になることを覚悟しなければならなかった。そうした状況は、メンタル面でどれほどの負担だったか?


Q:タイトル争いを繰り広げてきた3人に来てもらった。日曜の夜、このうちの誰か1人が2025年のFIA F1ワールドチャンピオンになるわけだ。まずはこの質問から始めたい。最終戦に向けてどんな準備をし、どんなアプローチで臨むのか。ランド、君から聞かせてほしい。

Q: マックスはどうか。

Q: オスカーは?


フロアからの質問

Q:(デビッド・クロフト/Sky Sports F1)質問の前に、3人全員に「日曜日の幸運を祈る」と言いたい。そして素晴らしいシーズンをありがとう。見ていて本当に楽しかったし、この場にいる全員を代表してそう言える。ベストドライバーが勝つべきだが、タイトルを獲れるのは1人だけだ。
この1年を振り返ったとき、「あの出来事でタイトルを取り逃がした」と思うような場面は何か。それぞれ1つずつ挙げてほしい。ポイントリーダーのランドから、次にマックス、最後にオスカーの順で聞きたい。

Q:(マリナ・ベッカー/TV Bandeirantes)3人とも、この週末をできるだけ「普通の週末」として捉えようとしているのはわかるが、実際には普通ではない。ご両親や友人はサーキットに来ているのか。来ることを許したのか、それとも自分から来てほしいと頼んだのか。

オスカー・ピアストリ:僕の家族は来ている。内容としてはランドと似たような感じだ。シーズン最終戦だし、僕はキャリアの中で家族や友人がほとんどいない状況でレースをしてきたことも多いので、彼らがここにいてくれるのはいつだってうれしい。
ただ、それで世界が変わるわけではない。もちろん特別なことだが、「彼らがいないとダメだ」という類のものではない。中には両親がいない方がいいとか、人が周りにいない方がいいと感じるドライバーもいるが、僕にとっては家族が来てくれるのは良いことだ。


Q:(トム・スレイファー/DAZN スペイン)今週は誰がタイトルを獲るか、みんなが色々な意見を言っている。他のドライバーたちにも「誰がチャンピオンになると思うか」と聞いてきた。だから、今度は君たち3人に聞きたい。誰があのトロフィーを手にすると考えているか。


Q:(ネルソン・ファルケンブルグ/Viaplay)マクラーレンの2人に質問だ。君たちはしばらくエンジンを交換していないし、今季はメルセデスエンジンにトラブルが出たケースを何度か見ている。今週末、そのことを気にしているか。

オスカー・ピアストリ:正直に言うと、今どのエンジンを載せているのか、いつ交換したのか、そういうことも把握していない。だから、特に心配はしていない。

ランド・ノリス:僕も同じだ。


Q:(ティム・ハウラネイ/TSN)マックスに質問だ。さっき「母は家で犬の世話をしていて、父はラリーに行っている」と言っていたが、今週末を前に、どちらかから励ましの言葉のようなものはあったか。

マックス・フェルスタッペン:僕らはそういうタイプではない。彼らは、僕がクルマに乗れば全力を尽くすことを知っている。だからレースのことではなく、他のことを話す。彼らが僕を鼓舞する必要はないし、そういうやり方はうまくいかない。
でも、もちろんいつも僕のことをサポートしてくれている。母は毎レースウイークの前にキャンドルを灯す。それはいつもやっている。でも、彼らは息子を信頼している、ということだ。


Q:(レイチェル・ブルックス/Sky F1)ランドに質問だ。例えば、レース終盤に君が4番手で、オスカーが3番手、そしてマックスがトップを走っているという状況を想像してほしい。オスカーがタイトル争いから外れている状況で、彼が君を簡単に前に出すことを期待するか。それとも、そうしてほしいと思うか。その点はチーム内で話し合ったか。

ランド・ノリス:いや、話し合ってはいない。そして正直に言えば、そうしてくれたら最高だが、自分から頼むことはしないと思う。
なぜなら…それはオスカー次第だからだ。君が言うような状況で彼がそれを許すかどうかは、僕ではなく彼が決めることだと思う。逆の立場になった場合、僕はどうするか、という問題でもある。僕自身の感覚としては、そうするだろうと思う。僕はいつもそういう人間だし、それが僕のスタイルだからだ。
でも、それでもやはり彼次第だし、自分からお願いするつもりはない。フェアなお願いだとは思えないからだ。
そして同時に、もしそのシナリオでレースが終わって、マックスがタイトルを獲ることになったら、それはそういう結果だったというだけだ。彼におめでとうと言って、来年に向けてまた頑張るだけだ。僕の人生がそこで変わるわけではない。だから、その場合は彼の方が僕らよりもふさわしいということだ。

Q: オスカー、そのシナリオについて考えたことはあるか。


Q:(スティーブ・クロスマン/BBC 5 Live)3人全員に、チームメイトについて聞きたい。
ランドとオスカーには、お互いのどんなところが好きで、尊敬しているのか、ドライバーとしてでも人間としてでもいいので聞きたい。
そしてマックスには、新しいチームメイトを迎えることになるので、いいチームメイトとはどんな条件を満たしているべきか、教えてほしい。


Q:(ロドリゴ・フランサ/Car Magazine Brazil)ランドとオスカーに質問だ。マックスは、母親が毎レース前にキャンドルを灯すと言っていた。君たちの母親にもそういった“儀式”のようなものはあるか。また、「気をつけて走りなさい」といったことを言われるか。


Q:(スコット・ミッチェル=マルム/The Race)3人全員に質問だ。まずマックスから答えてほしい。
「大一番」のプレッシャーへの対処という観点で、君はすでにこの状況を経験している。特に2021年と比べて、今回の緊張感はどうか。当時、決勝レース中に脚がつってしまうほどストレスの大きいレースだったと言っていたと記憶している。
そしてマクラーレンの2人には、プレッシャーにどう向き合っているかを聞きたい。

Q:(クリスティアン・メナト/Motorsport-magazin.com)マクラーレンの2人に質問だ。今週末のデータ共有についての状況はどうか。これまで通りチームメイトとして協力していくのか。それとも今週末は何か違うことがあるのか。


Q:(フィル・ダンカン/PA)ランドに質問だ。マックスは「自分には失うものがない」と言い、オスカーは「3人の中で自分が失うものは一番少ない」と言っていた。ポイントリーダーである君は「もっとも失うものが大きい」と感じているか。その状況をどう受け止めているか。
そしてマックスには、2021年にこの状況を経験していることが、今回アドバンテージになると思うかを聞きたい。

Q:(ラデク・マザル/TV Nova)マックスに質問。さきほどランドとオスカーのエンジンについて話が出たが、君のエンジンはどうか。サンパウロでは5基目の新エンジンを使い、前戦では4基目に戻していた。今週末アブダビではどちらを使うのか。

Q:(ルーク・スミス/The Athletic)マクラーレンの2人に質問だ。マックスは、ワールドチャンピオンになるという目標はすでに達成していて、F1でやりたかったことはすべてやり終えたと言っている。
君たち2人にとって、今左側に置かれているワールドチャンピオントロフィーを授与されることは、どんな意味を持つか。

Q:(ベン・ウォーターワース/Speedcafe)オスカーに質問だ。過去に複数人のドライバーがタイトル争いをしていたシーズンでは、ランキング3番手のドライバーがタイトルを獲った例が2回ある。君はライコネンやベッテルからインスピレーションを得ているか。
そして、オーストラリアからのサポートについてだが、その盛り上がりは議会で取り上げられるほどだ。そのサポートを今どう感じているか。

Q:(レオニド・クリュエフ/Grande Premio Brazil)オスカーに質問だ。君のメンターであるマーク(ウェバー)は、2010年ここアブダビでベッテルにタイトルを奪われた。君はここで戦うにあたって、それを“雪辱戦”や、マークのための戦いだと感じているか。