2025年カタールGP決勝は、序盤から空力効率とタイヤ管理の差が結果を分けたレースだった。高温下でのデグラデーションが深刻となり、各車は早い段階で戦略の優劣が固定された。レッドブルのフェルスタッペンが安定したロングランで主導権を掌握し優勝。マクラーレン勢は予選の速さを決勝ペースに転換できず、ノリスが辛うじて表彰台圏に残ったが、ピアストリは中盤以降のタイヤ痛みに苦しんだ。タイトル争いは最終戦アブダビへ持ち越しとなった。
ウィリアムズのサインツは堅実なマネジメントで上位に割って入り、メルセデスはストレート不足が終始足かせとなった。角田裕毅は中団での混戦に飲まれつつも最小限のロスで走り切りポイント圏を確保した。
1. M・フェルスタッペン(RBR)1:23.498
2. O・ピアストリ(MCL)1:31.493 +7.995
3. C・サインツ(WIL)1:46.163 +22.665
4. L・ノリス(MCL)1:46.813 +23.315
5. K・アントネッリ(MER)1:51.815 +28.317
6. G・ラッセル(MER)2:12.097 +48.599
7. F・アロンソ(AST)2:17.543 +54.045
8. C・ルクレール(FER)2:20.283 +56.785
9. L・ローソン(RBP)2:23.571 +60.073
10. 角田裕毅(RBR)2:25.268 +61.770
11. A・アルボン(WIL)2:30.429 +66.931
12. L・ハミルトン(FER)2:41.228 +77.730
13. G・ボルトレート(KIC)2:48.310 +84.812
14. F・コラピント(ALP)+1 LAP
15. E・オコン(HAA)+1 LAP
16. P・ガスリー(ALP)+1 LAP
R. L・ストロール(AST)+2 LAPS
R. O・ベアマン(HAA)+16 LAPS
R. N・ヒュルケンベルグ(KIC)+51 LAPS
R. I・ハジャー(RBP)+2 LAPS

