
F1が2025年第2四半期の決算を発表 収益は前年比で大幅増
リバティ・メディア(フォーミュラ1、MotoGPと、四輪と二輪の最高峰レースとなる二つのモータースポーツ事業を所有する米メディア企業)は、今期の財務状況を発表した。2025年第2四半期には9レースが開催され、前年同期の8レースから1戦増加している。F1の総収益は2024年の8億7100万ドルに対し、2025年は11億2600万ドルに達した。
観客動員、プロモーション料とメディア権料の増加、さらにF1映画による一時的な収入によるものだった。レースプロモーション収益、メディア権料、スポンサー料を含む主要収益は、2024年の7億3900万ドルから2025年には10億3200万ドルに増加した。
「今シーズンは、複数のチームとドライバーが最高レベルで競い合う、素晴らしいレースが続いている」
とF1 CEOのステファノ・ドメニカリは語った。
「Appleが公開したF1映画は、多くの称賛を浴び、ストリーミングサービスによる劇場公開作品としては最大の興行成績を記録した。F1ファンだけでなく新たな観客層も惹きつける作品になった。
映画のようなカルチャーイベントと、スリリングなレース展開が相まって、視聴者数は非常に好調で、F1の公式チャネルで投稿されたコンテンツによるソーシャルメディアでのインプレッション数も過去最高を記録した。
我々のチーム、パートナー、そしてF1コミュニティの努力によって、F1はオン・トラックでもオフ・トラックでも大きな勢いを得ている。」