F1解説者のハリー・ベンジャミンは、角田裕毅に触れ、この先もF1に乗り続けるには、今季後半戦でレッドブルでの成績を大きく改善する必要があるとコメントしている。

今年春に、角田裕毅がレッドブルのシート得たときは誰もがローソンやペレスを上回る活躍を期待したが、マシンの難しさによりなかなか結果を出せず、そのポジションは脅かされている。彼の契約は今シーズン末で終了し、同時にホンダとレッドブルの提携も終わる。そのため、2026年の新レギュレーションに向けてシートを失う可能性が高まっている。

そんな中、F1解説者のハリー・ベンジャミンは物議を醸す発言だと意識しつつも、角田を「最も過小評価されているドライバー」と評した。

「僕はきっとこの発言で批判を浴びるだろう。なぜなら、彼はいままさに厳しい立場に置かれているからだ。でも角田裕毅は過小評価されているよ。」

もしレッドブルが角田を放出すれば、彼は来季のシートを探す時間が限られてしまう。すでにマネージャーがその状況を見据えて動いている可能性が高いが、現実的に考えられる移籍先はキャデラックとアルピーヌ、他のドライバーの動き次第ではウィリアムズだろうか。