
レッドブルで2戦連続の不発(2連続予選最下位)となったリアム・ローソンについて、日本GPで角田裕毅と交代を行うのではと、多くのメインストリームメディアが報道している。またこの契約にはホンダが関与しているという報道もある。
3月25日火曜日、レッドブルの主要株主であるチャレム・ユービディヤ氏(タイの実業家でレッドブルの共同所有者)の本拠地ドバイで、同社幹部による緊急会議がなされたといわれている。おそらく会議では2つの意見が挙がり、どちらがレッドブル・グループにとって合理的であるか、議論されたことだろう。1つは、
『開幕2戦での交代は早すぎる、もう少し様子を見るべき。ローソンが走行経験のあるサーキットを含めて、マシンに順応するまでのチャンスを与えるべき。』
『ペレスに違約金を支払ってローソンを起用した経緯もある。グランプリ2戦の不振でドライバーを放出する実績を作ってしまえば、チームの信頼性にも影響する。』
『角田裕毅はホンダの影響下にあり、2026年もドライブさせる選択肢は難しい。また角田がローソンを凌いでフェルスタッペンに迫れる確証は持てない。』
というもの。もう一方は
『ローソンがナンバー2の役割を全く果たせていないのは明らか。今後数戦で上位に上がってフェルスタッペンに追いつく可能性は低い。マシンの特性が特殊だとしても、今からローソンのために変更開発を行うことは出来ない。』
『トップ争いが可能なマシンを与えて、2連続予選最下位は見過ごせない。早く手を打たなければポイントを取れない状態が後々まで影響する。』
『角田裕毅は好調で信頼性が高い。昨年末のテストでレッドブルのマシンも経験済み。いま他に有望なドライバー選択肢は無い。』
という内容だろうか。どちらの主張も筋の通ったもので、レッドブル幹部は難しい決断を迫られることになる。2024年の中盤以降、不振のペレスにチャンスを与え続け、恐らくはメキシコスポンサーの問題もあって、最終的にコンストラクターズ選手権でマクラーレンに負けた経緯を考えれば、(恐らく株主から責められた昨年と)同じ轍を踏むことを避ける可能性が高いだろうか。
来週には日本GPに向けたプロモーションイベントなども始まるスケジュールとなっており、レッドブルの決定は今週後半にも発表されるといわれる。