
オーストリアGP、フリー走行ではトップ10入りするラップタイムをみせ、レッドブルマシンの乗りこなしに何かを見出してきたかにみえた角田裕毅だったが、肝心の予選では18位に沈み、Q1敗退となった。アタック2回目で挙動の全てが変わり、1回目のタイムが更新できなかった。
「マシンのフィーリングは一貫して良好だったのですが、肝心な最後のプッシュで、あの心地よいフィーリングが得られませんでした。特に今週はペースが良かったので、今日は全力を尽くすだけだったのに、今は気分が悪いです。ですから、予選が思い通りにいかなかったのは本当に悔しいです。思い通りにいかないことにうんざりしています。全力を尽くす必要があるのに、1周目と2周目の差が大きすぎました。
バランス調整にかなり苦労しました。最初のプッシュと2回目のプッシュで、フィーリングが大きく異なっていました。2回の走行の間に何かが起こったようで、マシンの何が違ったのかを突き止める必要があります。おそらく、2回の走行の間に行ったフラップ調整が影響していたのでしょう。(確認の結果)良い結果が出ると確信しています」
「最初のプッシュは実際にはかなり良いフィーリングで、マシンのフィーリングも一貫して良好でしたが、肝心な最後のプッシュで、あの心地よいフィーリングが得られませんでした。マックスとのギャップは… Q1ではタイム差が小さかったので、特にこのタイトな予選セッションでは、マシンをより安定した状態にし、ラップごとにより信頼できる状態にするために努力する必要があります。明日は難しいレースになるでしょうが、挽回できるよう全力を尽くします」
またホーナーは以下のようなコメントを残している。
「ユウキはQ1のファーストランで好調な走りを見せ、力強い走りを見せました。トップ10圏内に入り、競争力も十分でした。しかし残念ながら、彼はそのチャンスを掴むことができず、Q2に向けて僅差で進出することができませんでした。しかし、このコースはどんな状況にも対応できる可能性があり、ターン1と3を乗り切らなければなりません。もちろん、過去にセーフティカーがここで役割を果たした例もあります。今日の結果は残念ですが、明日は挽回できるチャンスが十分にあります」

