
レッドブルがスパに投入した新しいフロントウイングを含むアップグレードはフェルスタッペンのマシンにしか装着されていなかった。
「昨日、僕たちはこの新しいパーツを使わないと伝えられた。結果が接近している中で、僕にとっては厳しい状況だ。こういう時こそ細かいことがすべてを左右する。でも、僕は全力を尽くす。」
「状況は悪くないし、レースを重ねるごとに自信もついている。結果だけを見ればそうは思えないかもしれないけど、データを見ると、シルバーストンのQ2でのマックスとの差は、2台のパッケージ差を考慮すれば妥当なものだったと思う。」
新パーツを見送られたにもかかわらず、角田はチーム内でのサポートが依然として存在すると強調している。特にヘルムート・マルコからの支えを感じているという。
「ヘルムートは率直な人だ。僕のパフォーマンスが悪ければ、すぐにそう言ってくる。でも、そのプレッシャーが僕をやる気にさせてくれる。ジュニア時代から彼はそうだったし、そのサポートには本当に感謝している。」
新たにレッドブルのチーム代表に就任したローラン・メキースも、かつてアルファタウリやレーシング・ブルズで角田と働いており、慎重ながらも前向きな評価を与えた。
「ユウキは速いドライバーだ。状況は確かに難しい。でもチームは彼を全力で支えている。引き出せる力を引き出そうとしている。僕は、彼が近いうちに実力を見せられると信じている。」