
モナコGPを前に、F1ドライバーとチーム代表は、6月公開の映画『F1』の試写会に招待された。彼らのためだけに用意された特別試写会だった。
この映画『F1』は、6月25日に公開され、北米や日本では6月27日に封切られる予定。監督はジョセフ・コシンスキー、製作にはジェリー・ブラッカイマー、ブラッド・ピット、そしてルイス・ハミルトンも名を連ねている。

フェラーリのシャルル・ルクレールは、映画の第一印象を聞かれると「本当にクールだった」と語った。
「ストーリーテリングは本当にクールで、映像も本当に素晴らしい。実際のレーストラックでは見られないような様々な角度から撮影するためにチームが行った仕事は本当に素晴らしい。本当に楽しかった。」



エステバン・オコンもこの作品を絶賛し、このブラッド・ピット演じるソニー・ヘイズとの自身の激しい戦いを観て楽しんだ。
「こんな映像は見たことがない。ストーリーもすごく面白くて、観ていて本当に楽しかった。ソニーとレースをする姿を何度も見ることができた。かなり接戦だった!楽しかったよ。」

この試写会には、ドライバー20名のうち、ランス・ストロールとマックス・フェルスタッペンの2人だけが姿を見せなかった。同時刻、フェルスタッペンはモナコの自宅でシミュレーターを操作しながら、Twitchでライブ配信を行っていたという。
フェルスタッペンは最近、この『F1』映画への出演オファーについても語っている。彼は、複数のシーンでのカメオ出演を依頼されていたが、これを断ったという。
「正直言って、そういうのはあまりワクワクしないんだ。いろいろと話はあったよ。何度か出演の話が出たけど、最終的には実現しなかった。でも、それでいいんだ。僕がここにいる理由は、それじゃないからね。パドックを出たら、もうF1のことは考えないんだ。」
「僕は常に忙しくしているよ。その方が、ゴシップなんかから距離を置けるからね。僕はそういうのに興味がないんだ。」