元F1ドライバーの井上隆智穂が、現在のF2ドライバーのレベルに痛烈な一言を放った。

先週末のモンツァで行われた波乱のF2レースに反応した井上は、自身の控えめなキャリアを自虐的に振り返りながら、現代のF2グリッドを自身に重ねて批判した。

「近年のF2は、僕のようなドライバーで溢れている」

62歳になった井上はさらに、資金力が才能よりも優先される傾向に疑問を投げかけた。

「チームが本当に実力よりもスポンサー資金を持つドライバーを優遇しているからだと確信している」

その辛辣な指摘は、激戦となっている今季F2の只中に投げ込まれた。残り3戦を前に、リチャード・フェルシュール、レオナルド・フォルナローリ、ルーク・ブラウニング、ジャック・クロフォードが、それぞれの実力を武器に2025年王者を争っている。

また、この投稿に対しては、同時代にF1に出場していたデイモンヒルやハインツ・ハラルド・フレンツェンやが反応し話題になっている。

これは井上隆智穂のパロディアカウントだろうか。それとも私が日本人のユーモアのセンスを過小評価していたのだろうか?

そうだ、彼は本物だ。最高だね。

ハンガリーGPで(1995年、コース脇にマシンを停めた井上が、自ら消火器を持ってマシンの火を消そうとした際、駆け付けたマーシャルカーに轢かれた事件)、自分たちの職務こなそうとしていたせいで、コースマーシャルたちが嫉妬して攻撃したのは、彼ではなかったのか?