
元F1ドライバーの井上隆智穂が、現在のF2ドライバーのレベルに痛烈な一言を放った。
先週末のモンツァで行われた波乱のF2レースに反応した井上は、自身の控えめなキャリアを自虐的に振り返りながら、現代のF2グリッドを自身に重ねて批判した。
「近年のF2は、僕のようなドライバーで溢れている」
62歳になった井上はさらに、資金力が才能よりも優先される傾向に疑問を投げかけた。
「チームが本当に実力よりもスポンサー資金を持つドライバーを優遇しているからだと確信している」
In recent years, Formula 2 has been overflowing with drivers on the level of Taki Inoue.
I am convinced that this is because budgets have skyrocketed, and teams now prioritize financial backing over the actual quality of the drivers. https://t.co/dvFnp836B9— Taki Inoue (@takiinoue) September 7, 2025
その辛辣な指摘は、激戦となっている今季F2の只中に投げ込まれた。残り3戦を前に、リチャード・フェルシュール、レオナルド・フォルナローリ、ルーク・ブラウニング、ジャック・クロフォードが、それぞれの実力を武器に2025年王者を争っている。
また、この投稿に対しては、同時代にF1に出場していたデイモンヒルやハインツ・ハラルド・フレンツェンやが反応し話題になっている。
Is it Parody account from Taki Inoue or is it him and I underestimated Japanese sense of humour 😂? https://t.co/Mq23VYtCTo
— Heinz Harald Frentzen (@frentzen_hh) September 8, 2025
これは井上隆智穂のパロディアカウントだろうか。それとも私が日本人のユーモアのセンスを過小評価していたのだろうか?
HHF, Taki is the original. He rocks.
— Damon Hill (@HillF1) September 8, 2025
そうだ、彼は本物だ。最高だね。
Was it not him who the marshals ran jealously over him in Hungary because he was do their job?
— Heinz Harald Frentzen (@frentzen_hh) September 8, 2025
ハンガリーGPで(1995年、コース脇にマシンを停めた井上が、自ら消火器を持ってマシンの火を消そうとした際、駆け付けたマーシャルカーに轢かれた事件)、自分たちの職務こなそうとしていたせいで、コースマーシャルたちが嫉妬して攻撃したのは、彼ではなかったのか?