
リアム・ローソンはアラン・パーマン代表を尊重しつつも、レッドブルからビザ・キャッシュアップRBへ戻った後、自身の自信を取り戻す必要はなかったと改めて強調した。
ローソンは「自信」という話題とともに語られてきている。2025年シーズン序盤の2戦をレッドブルで戦った後、ビザ・キャッシュアップRBに復帰した際、チーム首脳陣はローソンの「自信」が打撃を受けたと語った。しかしその後、ローソンは着実にペースを上げ、強力なライバルであるイザック・ハジャー相手に好成績を残してきた。本人は一貫して「自信を失ったことはない」と主張している。
シーズン折り返しの時点で、新たにチーム代表となったパーマンは、再びローソンの自信について触れた。復帰時に「彼を引き上げる必要があった」と語り、それは大きな問題ではなく、状況次第で自信が揺らぐのは珍しくないとも付け加えた。
「正直、彼は本当によくやっている。レッドブルでの2戦は間違いなく厳しかった。彼は僕に感謝しないかもしれないが、あの時は少し元気がなかった。足取りに軽さがなく、僕たちはできる限りのサポートをした。テストなしで僕たちのマシンに飛び乗ったのだから、当然簡単ではなかった」
「相手は今年絶好調のイザックだ。彼の初戦は日本だったが、その時イザックはまさに飛ぶような走りをしていた。厳しい状況での船出だったが、僕たちはいくつかの変更を加えた。彼自身もエンジニアリングチームと共に本当に懸命に努力してきた。オーストリアではブレークスルーがあった。シミュレーターで開発した新しいフロントサスペンションを導入し、彼は非常に気に入り、熱心に取り組んで成果を出した」
「スパやハンガリー(ともに8位)での走りを見れば分かる。モナコ(8位)も悪くなかったが、オーストリア(6位)では再び足取りが軽くなっていた」
しかし、この「引き上げる必要があった」という発言について問われたローソンは、即座にそれを否定した。彼はパーマンの意見を尊重しつつも、自分のことは自分が一番分かっていると強調した。
「誰だって自分の意見を持つし、人を見て判断するだろう。それは構わない。でも僕は自分がどう感じているかを分かっている」
現在、ローソンの獲得ポイントは20で、ピエール・ガスリーと並び、ハジャーとはわずか2ポイント差だ。