- ルイス・ハミルトン(メルセデス) – 1:33.825
- ランド・ノリス(マクラーレン) – 1:33.836
- ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1:34.015
- カルロス・サインツJr.(フェラーリ) – 1:34.105
- シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1:34.313
- ピエール・ガスリー(アルピーヌ) – 1:34.651
- ケビン・マグヌッセン(ハース) – 1:34.686
- オスカー・ピアストリ(マクラーレン) – 1:34.798
- ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース) – 1:34.818
- 角田裕毅(RB) – 1:34.997
- バルテリ・ボッタス(ザウバー) – 1:35.020
- エステバン・オコン(アルピーヌ) – 1:35.221
- ランス・ストロール(アストンマーティン) – 1:35.251
- フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) – 1:35.440
- リアム・ローソン(RB) – 1:35.671
- 周冠宇(ザウバー) – 1:35.765
- マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1:35.834
- フランコ・コラピント(ウィリアムズ) – 1:35.868
- セルジオ・ペレス(レッドブル) – 1:36.055
- アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) – 1:39.629
ルイス・ハミルトンはラスベガスGPの木曜日セッションを完全に支配し、フリー走行2回目(FP2)でも最速タイムを記録した。彼はマクラーレンのランド・ノリスやメルセデスのチームメイトであるジョージ・ラッセルを僅差で抑えた。一方、チャンピオンシップリーダーのマックス・フェルスタッペンは控えめな走りとなり、17位に終わった。
ハミルトン、夜のラスベガスで輝く
フリー走行1回目の好調を受けて、ハミルトンはソフトタイヤで1分33秒825のベンチマークタイムを記録。このタイムはノリスをわずか0.011秒上回り、ラッセルにも約0.19秒の差をつけた。
7度のワールドチャンピオンであるハミルトンのタイムアタックは、セッション中盤に発生した赤旗の直前に行われた。この赤旗は、アレックス・アルボンがウィリアムズをコース脇に止めたことで発生。アルボンのマシンは燃料システムのトラブルに見舞われ、セッション序盤から困難に直面していた。
フェラーリのカルロス・サインツとシャルル・ルクレールが4位と5位に続き、アルピーヌのピエール・ガスリーが6位でフィニッシュ。ガスリーはソフトタイヤでのアタック中、トラフィックに悩まされながらも上位を確保した。
ハース勢が躍進、レッドブル勢は苦戦
ハースはケビン・マグヌッセンが7位、ニコ・ヒュルケンベルグが9位とトップ10に2台を送り込み、好調をアピールした。また、ランド・ノリスのチームメイトであるオスカー・ピアストリは8位を記録。角田裕毅は10位に入り、FP1からの大幅な改善を見せた。
一方、レッドブル勢は非常に厳しいセッションとなった。マックス・フェルスタッペンは「グリップがない」と無線で訴え、赤旗の影響もあり、ソフトタイヤでのアタックは1回のみに終わった。結果、17位と下位に沈んだ。セルジオ・ペレスも19位と不振に終わり、ウィリアムズのフランコ・コラピントとアルボンの間に位置する結果となった。
冷え込みが続くラスベガスの夜で、多くのドライバーが最適なラップを刻むのに苦戦した。特に、リヤタイヤのグリップ不足が全体的な課題となったようだ。