- ルイス・ハミルトン(メルセデス) – 1:35.001
- ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1:35.397
- ランド・ノリス(マクラーレン) – 1:35.954
- シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1:36.007
- マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1:36.038
- カルロス・サインツJr.(フェラーリ) – 1:36.218
- フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) – 1:36.262
- オスカー・ピアストリ(マクラーレン) – 1:36.451
- ピエール・ガスリー(アルピーヌ) – 1:36.478
- セルジオ・ペレス(レッドブル) – 1:36.536
- ケビン・マグヌッセン(ハース) – 1:36.811
- アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) – 1:36.948
- ランス・ストロール(アストンマーティン) – 1:37.015
- エステバン・オコン(アルピーヌ) – 1:37.152
- ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース) – 1:37.200
- バルテリ・ボッタス(ザウバー) – 1:37.765
- フランコ・コラピント(ウィリアムズ) – 1:38.025
- 周冠宇(ザウバー) – 1:38.350
- 角田裕毅(RB) – 1:38.574
- リアム・ローソン(RB) – 1:38.730
メルセデスのルイス・ハミルトンが木曜夜のラスベガスグランプリ初回フリープラクティス(FP1)でトップタイムを記録し、チームメイトのジョージ・ラッセルとマクラーレンのランド・ノリスを抑えて首位に立った。
ナイトドライブの挑戦
現地時間18時30分にスタートしたFP1では、日没後の冷えた路面とスリッピーな状況がドライバーたちを苦しめた。照明に照らされたコースでは滑りやすい条件の中、多くのドライバーがマシンの挙動に苦戦。ノリスとマックス・フェルスタッペンもターン14への進入を誤り、ランオフエリアに逃げる場面が見られたが、いずれも無事に走行を続けた。
ウィリアムズのアレックス・アルボンとフランコ・コラピントは、インテルラゴスでのクラッシュからマシンを修復して参加。しかしピット入り口で白線を越えるというレースディレクターの指示違反が指摘された。
FP1結果とメルセデスの優勢
FP1では、ハミルトンが1分35秒001でセッションを制し、ラッセルが0.396秒差で2位、ノリスが0.953秒差で3位に続いた。フェラーリのシャルル・ルクレールとレッドブルのフェルスタッペンがそれぞれ4位と5位に入った。
セッション中盤、ドライバーたちはソフトタイヤに切り替えたが、ハミルトンはブラジルでの困難な週末を振り返りつつ、力強い走行を披露。「レースに戻りたくない」と感じたブラジルでの経験を払拭するような走りを見せた。ラッセルが一時トップタイムを記録するも、ハミルトンはその後、2つのセクターで紫セクターを記録し、1分35秒001という最速タイムをマークした。
ラスベガスの魅力的な背景とセッションのハイライト
セッション終了時点で、メルセデスの1-2体制が確立し、以下の順位となった:3位ノリス、4位ルクレール、5位フェルスタッペン、6位サインツ、7位フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、8位オスカー・ピアストリ、9位ピエール・ガスリー(アルピーヌ)、10位セルジオ・ペレス(レッドブル)。
ケビン・マグヌッセンは11位と健闘し、アストンマーティンのランス・ストロールやウィリアムズのアルボンに続いた。周冠宇(キック・ザウバー)とレッドブルの角田裕毅、リアム・ローソンは下位でのスタートとなった。
今後の展望
チームとドライバーたちはデータ解析のためパドックに戻り、次のプラクティスセッション(現地時間22時開始)に向けた準備を進める。メルセデス勢の好調なスタートが今後も続くのか、注目が集まる。