元F1ドライバーのフアン・パブロ・モントーヤは、マックス・フェルスタッペンがカルロス・サインツのレッドブル移籍を「阻止したのだろう」とコメントした。

モントーヤは、これが事実であったか確認する術は無いとしながらも、現F1ワールドチャンピオンであるフェルスタッペンが、レッドブルの経営陣に対してサインツの契約を思いとどまらせた可能性が高いと考えている。

2024年2月、ルイス・ハミルトンのフェラーリ移籍が決まり、カルロス・サインツのフェラーリシート喪失が発表された。サインツは複数チームと交渉したとされ、レッドブルもその候補の一つとして噂されたが、最終的にはウィリアムズの契約書にサインした。

フェルスタッペンとサインツは、2015年シーズン、トロ・ロッソ(現レーシング・ブルズ)でチームメイトとして過ごしたが、その関係は険悪であった。 サインツはフェルスタッペンに対して一歩も譲らない姿勢を貫き、その後フェルスタッペンがレッドブルに昇格することとなった。

モントーヤのは、フェルスタッペンは、サインツのような存在をチームメイトとして迎えることを望まなかっただろうという。

「マックス・フェルスタッペンがカルロス・サインツのレッドブル移籍を阻止したのは確実だと思う。チームメイトとの競争が複雑になる事を防いだのだのだろう。ただ、私自身がこの話を確認したわけではない」

「彼らがトロ・ロッソでチームメイトだったとき、二人の関係はかなり不安定だった。フェルスタッペンがレッドブルで似た状況になることに妥協できるとは思わなかったろう。サインツは2015年にフェルスタッペンの人生をとても困難なものにした。」 「もし自分がチーム内の状況をコントロールできる立場なら、わざわざそんなリスクを冒すわけがない。」

「ちなみに、これはフェルスタッペンがサインツを恐れているという話ではない。賢い選択をしたということだ。何故わざわざ自分の人生を困難にする必要があるのか​​?不必要に困難な環境を作るのか?」