レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、スパ・フランコルシャンで行われたスプリント予選後、F1TVのインタビューに応じ、今日できることはすべてやり切ったと語った。

「2番手に入れたことは僕たちにとって良い結果だと思うし、僕はそのポジションを最大限に活かせたと思う。走るのは楽しかった。ラップ自体も問題なかったし、良かったよ。もちろんギャップはかなり大きいけど、それはFP1の時点から分かっていたことだから、そんなに驚きはない。僕たちは自分たちのことに集中して、クルマのバランスを良くして、もっと速く走れるように努力するだけだね」

フェルスタッペンは、直線スピードが伸びた理由としてダウンフォースの削減を挙げたが、それが勝利に直結するとは思っていないと笑いながら語った。

「まあ、ほぼ0.5秒も離されていたら、直線でちょっと速くなったところであまり意味はないと思うよ。僕たちは自分たちのレースをして、何ができるか見てみるだけさ」

今回のセットアップ変更については、フェルスタッペン自身がその効果をすぐに感じ取っていた様子だったが、マシンに加えられた細かなアップグレードの影響についてはまだ把握しきれていないという。

「スプリント週末では、それらが具体的にどう効いているのかを言うのはいつも難しいんだ。しかもギャップを見ると、これは望んでいる状態じゃないよね。でも僕たちは常に改善を目指しているし、パフォーマンスを見つけようと努力し続けている。他のチームも同じことをやっているから、それがこの世界の現実さ」

フェルスタッペンは、2025年F1第13戦ベルギーGPスプリントをフロントロウ2番グリッドからスタートする。