
フェラーリとVisa Cash App Racing Bullsが、2025年F1マシンのフィルミングデーおよびシェイクダウン走行を実施した。
両チームは、ニューマシンをロンドンのO2アリーナで発表した後、すぐさまイタリアへ向かい、フィルミングデーおよびシェイクダウンを敢行した。フェラーリはマラネロのフィオラノ・サーキットで、VCARBはイモラ・サーキットで、それぞれマシンの走行を行った。
これは、2025年F1マシンにとって初めての実走行であり、新たなカラーリングをまとったマシンがサーキットを疾走する姿が披露された。これまでにマクラーレン、ウィリアムズ、ハースもシェイクダウンを行っており、今後数日以内にさらに数チームがバーレーンでの走行を予定している。その後、シーズン前唯一の公式プレシーズンテストが実施される。

フェラーリは、早朝からシェイクダウンを開始。最初にステアリングを握ったのはシャルル・ルクレールであり、午後にはルイス・ハミルトンがSF-25をドライブした。フィオラノには多くのファンが集まり、一部では渋滞が発生するほどの熱狂ぶりであった。さらに、フェラーリは1日の走行を終えた後、フレデリック・バスール代表とともにメディア向けの記者会見も実施した。
Hitting the track for the first time 👊
The SF-25 makes its debut in Fiorano! pic.twitter.com/Mnks5EcLrv
— Scuderia Ferrari HP (@ScuderiaFerrari) February 19, 2025
一方のVisa Cash App Racing Bullsは、シェイクダウンを行ったものの、公開された映像はごくわずかであった。同チームのVCARB 02をドライブしたのは角田裕毅のみであり、チームは限られた動画のみを共有し、詳細な画像の公開は控えた。
Looks even better on track 😮💨#F1 #VCARB pic.twitter.com/0ipNoTdlM2
— Visa Cash App Racing Bulls F1 Team (@visacashapprb) February 19, 2025