レーシング・ブルズのイサック・ハッジャーは、予選中にウィリアムズのカルロス・サインツの妨害をしたとしてスチュワードに有罪と判断され、カナダグランプリで3グリッド降格のペナルティを受けた。

サインツは、無線で「大きな」妨害があったと感じたことにすぐに不満を表明したが、ハッジャールは無事に予選の第2フェーズに進み、最終的に9位となった。

映像やデータを確認し、両ドライバーと話し合った後、スチュワードはハッジャーにペナルティを科すことを決定し、ハッジャーは日曜日に行われるレースで3グリッド下がることになる。

「6号車[ハッジャール]はインラップ中、ターン6の入り口でプッシュラップ中の55号車[サインツ]に追いつかれた」とスチュワードの決定文書には記されていた。

「とても単純な話だ」とハッジャールは予選後、メディアエリアで語った。「彼が(ラップを)中止したと聞いた。僕もインラップで速いペースだったので、邪魔にならないと思った」

「どういうわけか彼はまだプッシュラップを続けていた。(チームからの連絡は)誤解だったのだけど、正直言って僕にできることは何もなかった。彼には本当に申し訳ない。」

カナダGP決勝のスターティンググリッド

  1. ジョージ・ラッセル(メルセデス)
  2. マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
  3. オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
  4. キミ・アントネッリ(メルセデス)
  5. ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
  6. フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
  7. ランド・ノリス(マクラーレン)
  8. シャルル・ルクレール(フェラーリ)
  9. アレックス・アルボン(ウィリアムズ)
  10. フランコ・コラピント(アルピーヌ)
  11. ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)
  12. アイザック・ハジャー(レーシング・ブルズ)
  13. オリバー・ベアマン(ハース)
  14. エステバン・オコン(ハース)
  15. ガブリエル・ボルトレート(ザウバー)
  16. カルロス・サインツ(ウィリアムズ)
  17. ランス・ストロール(アストンマーティン)
  18. リアム・ローソン(レーシング・ブルズ)
  19. ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
  20. 角田裕毅(レッドブル)