レーシング・ブルズのアラン・パーメイン代表が、角田裕毅の仕事ぶりを「トップドライバーと同等」と高く評価した。F1公式サイトの最新インタビューで、タイヤマネジメントから予選の乗りこなし、マシン開発に資するフィードバックまで、角田の総合力に「いい意味で驚かされた」と語っている。

「僕がチームに来る前、裕毅のことをよく知らなかったのだが、すぐに彼の速さに感心した。タイヤの扱い、予選での速さ、タイヤを素早く適温にもっていき、クルマから最大値を引き出す力——最初に驚かされたのはそこだった」

「正直に言えば、彼のフィードバックの質、クルマの中での振る舞い、そしてクルマの外でのプロフェッショナリズムは、トップドライバーたちと本当に同じ水準にある。彼は素晴らしいドライバーだ。実際、僕にとってはうれしい驚きだった」

2024年にレーシング・ディレクターとして加入したパーメインは、2025年7月にチーム代表へ就任。レッドブル系4名のうち3名と直接仕事をしており、その過程で角田の速さとチームを前へ進める力を実感したと説明している。