- ランド・ノリス(マクラーレン) – 1:23.517
- オスカー・ピアストリ(マクラーレン) – 1:23.751
- ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース) – 1:23.979
- カルロス・サインツJr.(フェラーリ) – 1:24.099
- ルイス・ハミルトン(メルセデス) – 1:24.119
- シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1:24.201
- バルテリ・ボッタス(ザウバー) – 1:24.230
- ケビン・マグヌッセン(ハース) – 1:24.235
- アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) – 1:24.269
- 角田裕毅(RB) – 1:24.497
- リアム・ローソン(RB) – 1:24.503
- ピエール・ガスリー(アルピーヌ) – 1:24.517
- ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1:24.534
- セルジオ・ペレス(レッドブル) – 1:24.555
- 周冠宇(ザウバー) – 1:24.557
- フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) – 1:24.574
- マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1:24.598
- ランス・ストロール(アストンマーティン) – 1:24.686
- ジャック・ドゥーハン(アルピーヌ) – 1:24.961
- フランコ・コラピント(ウィリアムズ) – 1:25.265
ランド・ノリスがアブダビGP初日のセッションを制し、FP2でチームメイトのオスカー・ピアストリとハースのニコ・ヒュルケンベルグを抑えてトップタイムを記録した。マクラーレンはこのセッションで明確な優位性を示し、タイトル争いの中で「倒すべきチーム」としての地位を確立した。
マクラーレンが初日を支配
週末最初のFP1で6名のルーキーが出走した後、FP2では2024年のフルタイムドライバーたちが揃い踏み。オスカー・ピアストリ、カルロス・サインツ、マックス・フェルスタッペン、ランス・ストロール、角田裕毅、アレックス・アルボンが復帰し、本番さながらのセッションが展開された。
日没が迫るヤス・マリーナ・サーキットで、日曜の58周レースと同じ時間帯に行われたFP2は、代表的なセッションとして重要な意味を持つ。フェラーリのシャルル・ルクレールはエナジーストアの割り当てを超えたため10グリッド降格が確定し、マクラーレンに対抗するコンストラクターズランキングでの戦略に影響が出ることが明らかになった。
セッションの展開
ノリスが中間コンパウンドタイヤで1分25秒020のベンチマークタイムを記録し、その後、フェラーリとマクラーレンの接戦が繰り広げられた。ノリス、サインツ、ルクレール、ピアストリがトップ争いを展開する中、今年のチャンピオンであるフェルスタッペンは荒れた走行を見せ、縁石を越える場面も目立った。アルピーヌのジャック・ドゥーハンもタイヤロックを繰り返しながら、フル参戦に向けた貴重な経験を積んだ。
セッション後半には、トラック温度の低下を利用してドライバーたちが予選シミュレーションを実施。ノリスが1分23秒517でトップタイムを記録し、チームメイトのピアストリが0.234秒差で2位、ヒュルケンベルグが0.462秒差で3位に入った。
注目のリザルト
カルロス・サインツが4位、メルセデス最後の週末を迎えるルイス・ハミルトンが5位で続き、ルクレールが6位に入った。バルテリ・ボッタスが注目の7位を記録し、ケビン・マグヌッセン、アレックス・アルボン、角田裕毅がトップ10を締めた。
リアム・ローソンが11位に続き、ピエール・ガスリーが12位、ジョージ・ラッセルが13位に沈んだ。レッドブルのセルジオ・ペレスとフェルスタッペンはそれぞれ14位と17位と下位に位置し、フェルスタッペンはフロントアクスルの問題を無線で繰り返し訴えた。
MV: 「フロントアクスルに問題があるようだ。」
その他の結果
周冠宇が15位に入り、フェルナンド・アロンソが16位。ランス・ストロール、ドゥーハン、フランコ・コラピントが続き、ウィリアムズのコラピントはマシンのフロアダメージによりFP2の終盤を欠場した。