
レッドブルのシートを手に入れた角田裕毅だが、もしエイドリアン・ニューウェイが異を唱えなければ、角田はもっと早くレッドブル入りしていたかもしれない経緯が明らかになった。マルコは、ローソンを角田より優先して起用したことが「間違いであった」と今では認めている。
「あのとき、角田がピエール・ガスリーのマシンに接触し、コース上に飛び散ったパーツがフェルスタッペンのマシンのアンダーボディを損傷させた。それがレースを失う原因となった。(2022年のイギリスGPでの出来事と思われる)。」
とマルコは明かした。
「その件で、エイドリアン・ニューウェイは激怒していた。その瞬間から、角田はニューウェイにとって“赤い布”のような(イライラさせる)存在になってしまった。」
しかし状況は変化している。ニューウェイは現在チームを去り、角田自身も大きく成長を遂げている。
「彼はマネジメントを変更し、精神的にも成熟した。彼が『日本GPでは表彰台に乗るつもりだ』と言っていたのを聞いたが、今のマシンの状況であれば、マックスが表彰台に乗ればそれで満足だよ。でもまあ、どうなるか見てみようじゃないか。」
またマルコは、レッドブルにはより競争力のあるセカンドドライバーが必要であるだけでなく、マシンそのものの改善も急務であると強調した。
「実際に効果のあるアップデートを迅速に投入する必要がある。それらは通常、ある程度まとめて導入されるが、もし何かがうまくいかなければ、すぐに修正しなければならない。
5度目の世界タイトルを獲得するためには、次の5戦以内にこれらの改良を確実に達成しなければならない。さもなければ、手遅れになってしまうだろう。」