
日本グランプリ予選において、レッドブル・レーシングから母国デビューを果たした角田裕毅だったが、その結果は失望を隠せないものとなった。角田はQ2で敗退し15番手に終わり、皮肉にもレーシング・ブルズのリアム・ローソンに予選順位で敗れる形となった。ローソンは14番手でQ2を終えている。
その後カルロス・サインツに科された3グリッド降格ペナルティにより、角田とローソンはそれぞれ1つ順位を繰り上げ、決勝では角田が14番手、ローソンが13番手からスタートすることとなっている。
角田は、チームメイトで予選ポールポジションを獲得したマックス・フェルスタッペンとは異なり、高ダウンフォース仕様のセットアップを選択していたが、RB21マシンへの適応にはまだ課題が残ると語った。
「ウォームアップが思ったようにいかなかった。まだ学んでいる。プラクティスの最終的な結果は、まあまあだと思っていた。ある程度妥協する必要があることは分かっていたが、それにしてもその代償は大きかった。」
「マシンのポテンシャルを引き出すことができなかったのが残念である。Q1の段階では良い感触を得られていたが、そこから全体的にどんどん悪化していった印象だ。非常に悔しい。」
それでも、RB21に対する信頼感は掴みつつあるという。
「少なくとも今はマシンに対する自信はある。ただ今日はそれをうまく形にすることができなかった。非常に残念だ。」
母国・日本でのレッドブル初戦という大きなプレッシャーがかかる状況の中であったが、角田は意外にも冷静であったと振り返る。
「プレッシャーという意味では、意外と平気だった。Q2のラップが、これまでのセッションの中では一番プレッシャーを感じた瞬間だったかもしれない。」
「昨年の方がプレッシャーは強かった。今年は、もっとマシンを楽しみながらフィーリングを感じるという意識で臨んでいた。FP3ではペースもあったので、まさか今日がこんな結果になるとは思っていなかった。」
「確かに悔しい結果ではあるが、少なくともこのマシンの扱い方について理解が進んできたのはポジティブな材料だ。RB21はVCARBよりもドライブの幅が狭く、正確な操作が要求される。それでも、自信はあるし、今後どうすればいいかも分かってきたと思っている。」
さらに、日曜日の決勝レースでは一部で雨の可能性も指摘されており、角田も変化の大きいコンディションに備えている。
「雨が降れば、何が起こるか分からない。だからこそ、集中を切らさないようにしたい。」