
2024年シーズン終盤にレッドブル・レーシングとの契約を終了したセルジオ・ペレスが、数か月の沈黙を破り、自身の心境と将来への展望を語った。さらに、先日発表されたリヤム・ローソンと角田裕毅のスワップに関しても、かつての経験を重ね合わせながら率直な意見を述べている。
レッドブル離脱劇を振り返る
2023年シーズン末に正式発表された契約更新にもかかわらず、実際にはペレスとレッドブルの関係は水面下で終焉を迎えていた。
「すべてが起きたのはシーズン終盤のことで、本当に予想していなかった。カタールに到着してから、ようやく事態が明確になり、チームとの交渉が始まった。すべてが非常に早く進んだ。」
レッドブルのマシンは誰にとっても難しい
リアム・ローソンがわずか2戦でメインチームを離れ、再びレーシング・ブルズのドライバーとして戻ることになった件についても、ペレスは自身の体験を踏まえたコメントを残している。
「昨年は特に、自分がどれほどの能力を持ったドライバーかを証明する機会がなかった。今になってようやく、人々はこのマシンを操ることの難しさに気付き始めている。」
「私がレッドブルに加入したとき、素晴らしいドライバーたちも苦戦していた。アレックスやピエールもそうだ。彼らは優れたドライバーだが、やはり難しかった。私はレッドブルに長く在籍していたため、皆がこのマシンの難しさを忘れてしまっていた。それが本当に厄介だった。」
「数戦も経たないうちに、人は君が成し遂げたことを忘れてしまう。私の置かれていた状況はF1の中でも決して楽なものではなかったが、それでも私は非常によくやったと思っている。」
角田裕毅の昇格にエール
元チームに対しては今なお愛着を持ち、角田裕毅のメインチーム昇格についても好意的に語っている。
「私はチームが成功することを本当に願っている。なぜなら、そこには多くの友人がいるからだ。4年間一緒に過ごしてきたからこそ、彼らにはうまくやってほしいと思っている。外から見ていると、内情はわかりづらいが、難しい決断だったに違いない。」
「ユウキは才能があり、スピードもある。しかし、それだけでは足りない。このような状況に立ち向かうには、マインドが重要だ。私は、彼がその正しいマインドと姿勢を持っていると思う。」
F1復帰は「自分を信じてくれるチームがあれば考える」
現時点でF1キャリアは一時停止しているものの、セルジオ・ペレスには復帰への強い意志がある。2026年の新レギュレーション導入、そして新たなチーム参入の機運も高まる中、復帰の可能性は決して低くないと語っている。
「自分のキャリアには非常に満足している。与えられたすべての機会を最大限に活かしてきたと胸を張って言える。これはアスリートとしてとても重要なことだ。」
「自分を本当にモチベートしてくれるプロジェクトに出会えれば、それを真剣に検討したい。チームが私のキャリアや経験、そしてチームにもたらせる価値を評価してくれるなら、それは非常に魅力的な選択肢になる。」
「アブダビでの2024年最終戦の週末には、すでにいくつかのチームと接触していた。少なくとも半年間は選択肢を精査し、最適な決断を下すつもりだ。すでにいくつか興味深いプロジェクトがある。今はシーズンが始まったばかりなので、今後数か月の間に新たな展開が見えてくるだろう。」