ハースF1チームは、VF-25に根本的な問題があることが発覚し、期待していたようなシーズンスタートとはならなかった。特に高速コーナーでペースが落ちタイムロスが生じた。チーム代表の小松氏によれば、その(オーストラリアでの)ロスは0.6秒にも及んだという。

「大きな驚きでした。バーレーンテストの段階では、全く予想していませんでした。バーレーンの結果は完璧ではありませんでしたが、ひどいとは思っていませんでした。でも正直、(オーストラリアで)FP1でマシンがコースアウトしたとき、何かが壊れているか、まったく想定外のことが起こっていると思いました。その後、何も壊れていないと分かったとき、大きな問題を抱えていることがわかりました。」

「バーレーンのターン6のような高速コーナーを見てみると、確かに高速コーナーではありますが、あまり典型的なコーナーではありません。問題はそこがフラットだということです。ほとんどコーナーではありません。エステバンも「もっと注意喚起すべきだった」と自責の念を抱いていますが、あれはラップタイムに大きな影響を及ぼさないコーナーでした。」

「私たちはそれを見逃してしまった。テストでは中高燃料走行に集中していました。メルボルンで経験したような問題を抱えているとわかっていたら、間違いなくもっと低燃料でDRSを使用しないラップを走っていたでしょう。なぜなら、それがこの問題が最も深刻になるパターンだからだです。」

「間違いなく、冬の間に良い仕事が出来なかったということだと考えています。私たちはそれを見逃したのです。なぜ見逃したのかと批判する人もいるかもしれませんが、これは実際には非常に難しい問題で、風洞で確認できるものではありません。ですから、CFD (数値流体力学)分析、風洞データ、ツールなど、私たちが非常に遅れている分野はそこだと考えています。」

「鈴鹿ではマシンに少し手を加えようとしています。大幅に改善できるとしたら、他のマシンとの戦いが増えることになります。次の解決策としては、風洞とCFD(数値流体力学)で、もっと時間をかけて、それが機能するかどうかを確かめることができるかもしれません。でも、鈴鹿でやったことが最小限の違いしか生まないとしたら、次はもっとリスクを取らなければならないかもしれません。

すべては流動的な目標になります。私は全員を同じ認識に立たせようとしています。そうすれば全員が理解できるからです。私はチームの反応に満足しています。あとは、やるだけです。」