1. オスカー・ピアストリ(マクラーレン) – 1:23.433
  2. ランド・ノリス(マクラーレン) – 1:23.626
  3. ルイス・ハミルトン(メルセデス) – 1:23.823
  4. マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1:23.844
  5. カルロス・サインツJr.(フェラーリ) – 1:23.871
  6. ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1:24.075
  7. ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース) – 1:24.093
  8. ケビン・マグヌッセン(ハース) – 1:24.094
  9. シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1:24.098
  10. セルジオ・ペレス(レッドブル) – 1:24.283
  11. 角田裕毅(RB) – 1:24.343
  12. アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) – 1:24.378
  13. ピエール・ガスリー(アルピーヌ) – 1:24.408
  14. ジャック・ドゥーハン(アルピーヌ) – 1:24.434
  15. フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) – 1:24.453
  16. バルテリ・ボッタス(ザウバー) – 1:24.479
  17. リアム・ローソン(RB) – 1:24.519
  18. ランス・ストロール(アストンマーティン) – 1:24.531
  19. 周冠宇(ザウバー) – 1:24.668
  20. フランコ・コラピント(ウィリアムズ) – 1:24.766

オスカー・ピアストリがアブダビGPのフリー走行3回目(FP3)でトップタイムを記録し、チームメイトのランド・ノリスとともにマクラーレンのワンツーフィニッシュを飾った。この結果、コンストラクターズタイトル獲得を目指すマクラーレンが勢いを示す形となった。


快晴のヤス・マリーナ、最後の準備セッション

FP3は現地時間14時30分に開始され、快晴で暖かいコンディションの中、ドライバーたちにとって予選への最終調整の場となった。アストンマーティンのフェルナンド・アロンソが最初にコースインし、無線で次のように語った。

FA: 「今日はいい日になりそうだ。」

アルピーヌのジャック・ドゥーハンも序盤から積極的に走行したが、最終コーナーでスライドを起こし、リアグリップに苦戦している様子だった。それでも彼はチームメイトのピエール・ガスリーを上回るタイムを記録し、初のF1レース出走に向けて貴重な経験を積んだ。


激しい順位争いとマクラーレンの支配

セッション中盤には、各ドライバーがソフトタイヤでアタックを開始。ハースのケビン・マグヌッセンが1分24秒470を記録して一時トップに立ったが、その後、アレックス・アルボンがわずか0.092秒差でこれを上回った。

マックス・フェルスタッペンはブレーキの不調を訴え、無線で次のように報告した。

MV: 「ブレーキが全然効かない。」

また、フェラーリのシャルル・ルクレールは苦戦を続け、次のように嘆いた。

SL: 「チームとして何もできていない。」

一方、マクラーレンはトラブルを寄せ付けず、ピアストリが1分23秒433のタイムでセッションを締めくくった。ノリスが0.193秒差で2位に続き、ハミルトンが3位となった。


各チームの状況と注目の結果

レッドブルのフェルスタッペンが4位、フェラーリのカルロス・サインツが5位。メルセデスのジョージ・ラッセルが6位に入り、ハース勢が続けて7位と8位を占めた(ニコ・ヒュルケンベルグが7位、マグヌッセンが8位)。ルクレールとセルジオ・ペレスがトップ10を締めた。

11位にはRBの角田裕毅が入り、ウィリアムズのアルボン、アルピーヌのガスリーとドゥーハンがそれぞれ12位から14位を記録。アロンソは15位となり、最後の週末を迎えるバルテリ・ボッタスが16位に入った。

RBのリアム・ローソンが17位、アストンマーティンのランス・ストロールが18位、ザウバーの周冠宇が19位、ウィリアムズのフランコ・コラピントが20位でセッションを終えた。