
2024.11.18
レッドブルのセカンドF1チームであるRB(旧アルファタウリ)のマシンが、次戦ラスベガスGPから新たな”世界王者級パーツ”を入手する見通しだ。
イタリアの「formu1a.uno」によれば、今週末のラスベガスから、RBマシンには、レッドブル・レーシングの現行マシンが使用するリアサスペンションとギアボックスが搭載されるという。このアップグレードは規定内で許可されており、1周あたり約0.1秒のタイム向上が見込まれるとされている。
現在、ファエンツァを拠点とするRBは、角田裕毅とリアム・ローソンのラインナップで、コンストラクターズ選手権6位をめぐるアルピーヌとハースとの熾烈な争いに挑んでいる。RBは現在、7位のハースに2ポイント差で追う展開だ。
チーム代表のローラン・メキースは最近、「シーズン中盤に直面したマシン開発の課題に苦しんだ。それを消化、理解し、ようやく修正を始めるまで時間がかかった」と認めている。
次戦ラスベガスGPで投入される新パーツが、この激戦の中でRBを押し上げる鍵となる可能性が高い。特に、角田やローソンといった若き才能の活躍が、チームの運命を左右する重要な要素となるだろう。
シーズン終盤戦に向けて、王者のDNAを宿した新装備を武器にRBがどのように戦局を打開するのか、注目が集まる。