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レーシング・ブルズは、2025年前半戦を36点・コンストラクターズ6位で終えた。
2023年は25点で8位、2024年は46点で8位と、得点ペースは上向きながら中団の壁を破れていない。ルーキーのイザック・ハジャーが21点、2年目のリアム・ローソンが12点は、まずまずの結果だろうか。
VCARB-02は中高速域で素直な操縦性と高いメカニカルグリップを示す一方、ドラッグが大きくタイヤ温度管理も難しく、決勝でペースが落ちやすい。モナコは長所が噛み合い成功したが、SC対応やピット作業のミスで取りこぼしたレースも多い。
後半戦は空力パッケージ第3弾とホンダの軽量PUが投入予定。ハンガリー、シンガポールといった高ダウンフォース戦で二桁得点を重ね、シーズン60点台を狙うには、戦略面の精度向上と完走率向上が必須だ。
また今年のマシンの出来が良いのは角田の功績かメキースの功績か、傍目には分からないが、メキース代表がレッドブルに取られたのは痛手になるかもしれない。