
角田裕毅にとって状況はさらに厳しさを増している。レッドブルはベルギーGPでアップデートを投入すると発言していたが、角田のマシンにはアップグレード適用されないことが明かされた。
レッドブルは、シーズン序盤で優勝争いが出来ていた状態から明らかに勢いを失っている。これを巻き返せるかどうかは、シーズン中のアップデートにかかっている。また扱いの難しいマシンに角田裕毅が苦しんでている状況が、後半戦には何とか好転出来るかといった期待も、シーズン中のアップデート次第だ。
金曜日のフリー走行を前に、角田は次のように語った。
「昨日、僕のマシンにはその新しい機能を使わないと伝えられた。今の順位差を考えると、本当に厳しい状況だ。こういうときこそ、わずかな差が大きく影響する。でも、僕は全力を尽くすつもりだ。」
この発言が明らかになると、SNS上では多くのファンがレッドブルの対応に怒りの声を上げた。Xでは、多くの多くの非難が上がっている。
「レッドブルはセカンドドライバーにも敬意を払うべき。(”Show some respect for the 2nd driver as well Red Bull Racing.”)」
「チームの2台のマシンって、同じであるべきじゃないのか?(”Aren’t the two cars each team has suppose to be the same?”)」
「ユウキには旧型マシンが与えられ、マックスには大幅に優れたマシン。そりゃユウキがマックスに劣ってるって騒がれるわけだ。チェコの時と同じように、セカンドドライバーを台無しにしてる。(”So Yuki is given an older car, while Max significantly better one. Then people start shouting that Yuki is inferior to Max. That’s how you’ve been ruining second driver since Checo.”)」