FIAとフォーミュラ1は、2025年FIAフォーミュラ1世界選手権のカレンダーを発表した。75周年を迎えるこの記念すべき年、ファンやドライバー、チームに向けて、全24戦が予定されている。シーズンは3月14日から16日にかけて開催されるオーストラリアグランプリで幕を開け、12月5日から7日のアブダビグランプリで幕を閉じる。

2025年シーズンでは、世界7大陸のうち5大陸を訪れる予定である。また、3月にラマダンが予定されているため、バーレーンとサウジアラビアのグランプリは4月に開催される。

伝統的な夏休み期間は8月に維持されており、休暇前のハンガリーグランプリと休暇後のオランダグランプリの間には3週末のインターバルが設けられている。さらに、2024年のカレンダーで地理的流れを改善するために行われた変更が2025年にも引き継がれている。日本グランプリはオーストラリアと中国の後に4月に行われ、その後は主にヨーロッパでの夏季レースが続き、秋にはアメリカ大陸、そしてカタールとアブダビでシーズンを締めくくる。

2025年には6つのスプリントレースが予定されており、上海、マイアミ、スパ、オースティン、サンパウロ、カタールがその舞台となる。また、プレシーズンテストは2月26日から28日にかけてバーレーンで再び実施される予定である。

「2025年は、FIAフォーミュラ1世界選手権の75周年を祝う特別な年である。これまでの歴史と経験に基づき、このような素晴らしいカレンダーを提供できることを誇りに思う」

と、フォーミュラ1のCEO兼プレジデントであるステファノ・ドメニカリ氏は語った。

「再び世界中の24の素晴らしい開催地を訪れ、一流のレース、ホスピタリティ、エンターテインメントを提供し、何百万人ものファンに楽しんでいただけるだろう。我々は、このスケジュールの実現に向けて尽力してくれたFIA、プロモーター、開催都市のパートナー、関連するASNに感謝している。また、素晴らしいシーズンを支えるF1チームやドライバー、スポーツのヒーローたち、そして情熱を持ってフォーミュラ1を応援し続ける世界中のファンにも敬意を表したい。」


*スプリントウィークエンド