角田裕毅はスプリントで5位をつかみながら、予選で16位に沈む波の激しい一日となった。スプリントでは好スタートを決めて強い走りを見せた一方、予選ではグリップを失い、原因がつかめないまま苦しい結果に終わった。
「今日は入り混じった一日だった。スプリントは良かったけれど、予選は同じ流れにならなかったんだ。スプリントではスタートが決まり、もっとリスクを取れたかもしれないけれど、マシンを守りたかった。マックスも良いスタートを切って、チームとしてしっかり機能して、僕もマックスを助けることができた。タイムペナルティで危ない場面もあったけれど、全体的に強いスプリントだったと思うし、ペースも良かった。
ただ予選で何が起きたのか、本当に分からない。マシンのセットを大きく変えていないのに、まったくグリップがなくてペースが落ちてしまった。ラップそのものは昨日よりも整っている感触だったのに、スプリント予選とは何が違ったのか説明がつかない。すごくフラストレーションが溜まる。明日はベストを尽くすし、スプリントでのペースを使ってできるだけ追い上げたい。」
チーム代表のローレン・メキーズは、金曜からの流れをスプリントである程度取り戻せたと評価しつつも、マシンの扱いづらさが週末を通して続いていたことを認めた。角田とフェルスタッペンはいずれも限界まで改善を探り続け、予選ではトップ勢との差を少し縮めた。
「スプリントでは金曜日から少し巻き返すことができた。マックスはオーバーテイクが難しいこのコースでしっかり順位を上げたし、角田の側も良かった。彼はチーム加入後で最も良い順位を記録し、スプリント予選の良い流れをつなげた。
チームもマックスも角田も、パフォーマンスを探ることを決して諦めず、この週末はマシンがかなり扱いづらい時間帯もあったが、全員が改善を探し続けた。マクラーレンのペースにはまだ届いていないが、今夜の予選では差が少し縮まった。角田にとっては難しいセッションだったが、マックスとの差はたった0.3秒で、このトラックでは恥じるような差ではない。むしろ普通の日なら十分に強いセッションだったはずだ。
明日のレースは義務の2ストップがあるため、思わぬ展開が起きる可能性がある。我々は来るチャンスを確実にものにする準備ができている。」

