ドライバーズ選手権
2025年ラスベガスGP後のドライバーズ選手権は残り2戦、タイトル争いが佳境に入った。マクラーレンのノリスとピアストリは失格で大量ポイントを失ったため、フェルスタッペンはついにピアストリに追いついた。ノリスとの「24ポイント」差は1戦で逆転可能であり、シーズン中に100ポイント以上の差を克服した歴史的な挽回劇となっている。明らかにマクラーレンはシーズン前半の優位性を失っている。この状況でのラスベガスでの失格は、今季最大の痛手であり、ノリスは依然有利だが選手権の流れはフェルスタッペンに傾いた。

コンストラクターズ選手権
3位レッドブルはフェルスタッペンが加算を続けているが、2位メルセデスの大量得点でその差は32点から40点に広がった。4位フェラーリは中位争いの混乱を突ききれず伸び悩み、3位レッドブルとの差は4点差から13点差に広がったが、まだ射程内だろう。中団ではウィリアムズが5位の座を固め、名門復活の波に乗りつつある。その後ろではレーシングブルズ、アストンマーティン、ハース、ザウバーが僅差で争いを継続しており最終戦まで接戦となる見通しだ。


