2025年のラスベガスGP決勝は、冒頭から波乱含みの展開であった。ポールポジションのランド・ノリスがスタート直後に1コーナーでラインを外し、すかさずマックス・フェルスタッペンが先頭に立った。
そのままフェルスタッペンが後続を引き離し、2位に20秒以上の差を付けてライバルたちを制した。 2位にノリス、3位にはラッセルが入り、4位にチームメイトのアントネッリが入ったが、ジャンプスタートのペナルティを受けたため順位が繰り上がって5位となった。角田裕毅はピットスタートから数周でハードタイヤに替え、その後のペースは悪くなかったが、コラピントに手こずるなど中段争いの中で時間を要し目立たず14位でレースを終えた。
ノリスがリードするドライバーズ選手権では、フェルスタッペンがギャップを縮めるには至らず、今後の残りレースでマクラーレンの優位が継続する形になった。
1. M・フェルスタッペン(RBR)1:33.365
2. L・ノリス(MCL)1:54.106 +20.741
3. G・ラッセル(MER)1:56.911 +23.546
4. O・ピアストリ(MCL)2:01.015 +27.650
5. K・アントネッリ(MER)2:03.853 +30.488
6. C・ルクレール(FER)2:04.043 +30.678
7. C・サインツ(WIL)2:08.289 +34.924
8. I・ハジャー(RBP)2:18.622 +45.257
9. N・ヒュルケンベルグ(KIC)2:24.499 +51.134
10. L・ハミルトン(FER)2:32.734 +59.369
11. E・オコン(HAA)2:33.999 +60.635
12. O・ベアマン(HAA)2:43.914 +70.549
13. F・アロンソ(AST)2:58.673 +85.308
14. 角田裕毅(RBR)3:00.339 +86.974
15. P・ガスリー(ALP)3:05.067 +91.702
16. L・ローソン(RBP)+1 LAP
17. F・コラピント(ALP)+1 LAP
R. L・ストロール(AST)
R. G・ボルトレート(KIC)+48 LAPS
R. A・アルボン(WIL)+15 LAPS

