ラスベガスGP予選でウィリアムズのカルロス・サインツに調査が入った件は、スチュワードが「お咎めなし」と結論づけた。
雨で視界が悪いQ1、サインツはターン5でコースオフし直進、そのまま復帰しようとした際にアストンマーティンのランス・ストロールと接触寸前となったため、「危険な再合流」の疑いで呼び出しを受けていた。だが審議では映像と車両データを精査し、ストロール側も「復帰は自分のドライバーに影響せず、安全でないとは感じなかった」と説明。悪天候による低視界、黄旗掲示中だった点も踏まえ、追加処分なしが決まった。
サインツは「黄旗を長引かせたくなく、できるだけ安全に戻ろうとした。皆タイヤを温める周回でミスが出ていたし、視界は本当にひどかった」と釈明し、予選3番手のグリッドが維持された。

