2024年F1ブラジルGP
2024年のブラジルGP予選は、悪天候と多発する赤旗中断に翻弄されたセッションとなった。Q1から突然の激しい雨に見舞われ、タイミングに恵まれなかった多くのドライバーが苦戦を強いられた。
そんな中、ノリス(マクラーレン)が難しいコンディションを制し、ポールポジションを獲得した。2番手にはラッセル(メルセデス)、3番手には角田裕毅(RB)が入り、波乱を反映する顔ぶれとなった。一方、有力候補であったフェルスタッペン(レッドブル)は、Q2で脱落を余儀なくされ、さらに5グリッド降格ペナルティによってスターティンググリッドは17番手となった。
予選
1. L・ノリス(MCL)1:23.405
2. G・ラッセル(MER)1:23.578
3. 角田裕毅(RBS)1:24.111
4. E・オコン(ALP)1:24.475
5. L・ローソン(RBS)1:24.484
6. C・ルクレール(FER)1:24.525
7. A・アルボン(WIL)1:24.657
8. O・ピアストリ(MCL)1:24.686
9. F・アロンソ(AMR)1:28.998
10. L・ストロール(AMR)1:26.334
11. V・ボッタス(SAU)1:26.472
12. M・フェルスタッペン(RBR)1:27.771
13. S・ペレス(RBR)1:28.158
14. C・サインツ(FER)1:29.406
15. P・ガスリー(ALP)1:29.614
16. L・ハミルトン(MER)1:31.150
17. O・ベアマン(HAS)1:31.229
18. F・コラピント(WIL)1:31.270
19. N・ヒュルケンベルグ(HAS)1:31.623
20. 周冠宇(SAU)1:32.263


決勝
2024年ブラジルGP決勝は、悪天候と波乱に満ちたレース展開となった。雨の影響で濡れた路面となり、スタート直後に数名がミスを犯す中、ポールのノリスは出遅れてしまった。フェルスタッペン17番手スタートから猛追を見せ、途中の赤旗中断を巧みに活用してトップに浮上。最終的に19.477秒差をつけての圧勝を飾った。
2位にはオコン、3位にはガスリーが入り、同チームとして初のダブル表彰台を達成した。この結果により、フェルスタッペンはドライバーズ選手権で優位を確たるものとし、タイトルに向け大きく前進した。
1. M・フェルスタッペン(RBR)2:06:54.430
2. E・オコン(ALP)+19.477
3. P・ガスリー(ALP)+22.532
4. G・ラッセル(MER)+23.265
5. C・ルクレール(FER)+30.177
6. L・ノリス(MCL)+31.372
7. 角田裕毅(RBS)+42.056
8. O・ピアストリ(MCL)+44.943
9. L・ローソン(RBS)+50.452
10. L・ハミルトン(MER)+50.753
11. S・ペレス(RBR)+51.531
12. O・ベアマン(HAS)+57.085
13. V・ボッタス(SAU)+63.588
14. F・アロンソ(AMR)+78.049
15. 周冠宇(SAU)+79.649
NC. C・サインツ(FER)リタイア(38周)
NC. F・コラピント(WIL)リタイア(30周)
DNS. A・アルボン(WIL)出走せず
DNS. L・ストロール(AMR)出走せず
DSQ. N・ヒュルケンベルグ(HAS)失格




