
マックス・フェルスタッペンは、母国オランダGPでの4連覇の可能性をほぼ否定した。彼はザントフォールトでの予選でトップ5に入ることさえ難しいだろうと見ているのだ。
ザントフォールトは2021年にF1カレンダーへ復帰し、フェルスタッペンは初開催でルイス・ハミルトンを20秒引き離して勝利。激動のタイトル争いの中で8ポイントを逆転し、チャンピオンシップ首位に立った。
その後2022年、2023年と連勝を重ね、ワールドチャンピオンのタイトルに加える形で母国GPを制してきた。しかし昨年はランド・ノリスに22秒差で敗れ、レッドブルはマクラーレンの速さに屈した。
今年も再びマクラーレンが優位に立っているばかりか、レッドブルはさらに後退したように見える。
母国GP金曜走行でフェルスタッペンは5番手。首位のノリスから0.588秒差を喫し、2台のマクラーレンに加えアストンマーティンのフェルナンド・アロンソ、さらにメルセデスのジョージ・ラッセルにも後れを取った。
FP1の結果を踏まえると、もしランス・ストロールがクラッシュしていなければ2台のアストンマーティンに先行されていた可能性もあった。
これによりフェルスタッペンは、予選でさえトップ5入りが難しいと語った。
「まだ同じ問題に苦しんでいるし、いろいろ試してみたけど根本的な問題は変わらないんだ」
「夜のうちに少しは改善できるかもしれないけど、大きな好転は期待していない。トラックレイアウトも僕たちの抱えている問題には合っていない」
「アンダーステア、それが僕の一番の悩みだ。第2セクターには長いコーナーが多いから状況は良くない」
日曜決勝を狙える位置に食い込めるかという問いに対して、フェルスタッペンはこう答えた。
「トップ5に入るのも大変そうだ。でも、どうなるか見てみよう」
一方、レッドブルのモータースポーツアドバイザー、ヘルムート・マルコは、マクラーレンに続くグリッドを巡って3チームの争いになると予想している。
「アストンマーティンが驚くほど強く、メルセデスもほぼ同等だ。フェラーリは少し問題を抱えているようだ。アストンマーティン、メルセデス、そして僕たちの三つ巴になるだろう」
「ハンガリーよりはマシだと言えるが、それほど難しいことではない。まだ完璧なバランスを見つけられていない。タイヤがハードになるほど僕たちは楽になるし、ロングランでもそれが見えた」
現在フェルスタッペンはドライバーズ選手権で3位につけており、ラッセルに15ポイント差をつけて母国レースに挑む。