
今季3戦目以降、レーシング・ブルズのリアム・ローソンは、チームメイトのイサック・ハジャーに対して苦戦しながらも、時間をかけてチームに順応してきた。モナコで流れが変わってから、上り調子を維持しているようにみえる。F1オーストリアGPではワンストップ戦略を敢行した結果、状況がローソンに味方し、レッドブルのホームサーキットで自己最高位の6位に入った。
正直言って、終盤はタイヤの状態もそれほど悪くなかったんだ。
今年はタイヤが本当に厄介で、時々グリップを掴むのが難しいんだ。紙の上では今週末は明らかにツーストップになると思っていたんだけどね。
ほとんどのみんなもそう考えていたと思うよ。金曜日のデータを見て今日の気温を見たとき、ワンストップは正直かなり心配だった。でもチームは分かっていた。どうやってかは分からないけど、彼らがそう判断してくれて本当にうれしい。オーストリアだけじゃなく、ここ数戦ずっとマシンは速かったのに結果に結びつけられなかったから、今週末にそれを実現できてクールだ。
1周目を生き残れたのはとてもラッキーだった。ぶつけられてダメージがあると思ったけど問題なかったよ。終盤はもっと心配だった。ガブリエルが新品タイヤで迫ってきていたからね。フェルナンドを必死に抑えてはいたけど、新品タイヤで速い誰かが来るとかなり怖い。最後の周をクリーンに走れたのは、彼らが1周遅れで終わってくれたおかげで少しラッキーだったね。
今年は本当に厳しく、それでいて大きな可能性がある年だった。僕は昨年F1に参戦して数戦走り、ほとんどで結果を残せた。でも時には自信もスピードも十分あっても結果が出ないことがある。今年はまさにそんな感じだったから、ようやく結果が出て最高だ。でも当然これを続けていかなければならない。
カナダではフリー走行で良いスピードがあったし、バルセロナもモナコも同じだった。でも結果がついてこなかった。僕たちはマシンをプッシュし続けていて、特に僕たちのガレージ側は僕が快適に感じられるよう多くの作業をしてくれている。今週末いくつか変更を加えたら、本当にうまく機能したんだ。
もちろんこれからもプッシュし続ける必要がある。でもF1では時にスピードやすべてがそろっていても、スポーツには多くの変数があり、今週末はそれらが僕たちに味方したんだ。
レースを振り返ると、1セット目は本当によく機能したと思う。2セット目については分からない。振り返ってみないとね。可能な組み合わせはいろいろあったけど、僕の感覚ではワンストップでもツーストップでも、ミディアムでも何でも結局同じ位置に落ち着いたと思うんだ。今はオフィスでチームのみんなと座って正確に確認する必要がある。