角田裕毅が、2026年シーズンに向けてレッドブルのシートを守るために、残り10戦で自分が達成すべきことを明かした。

2025年シーズン、角田は苦しい戦いを強いられている。開幕からわずか2戦でレーシング・ブルズからレッドブルのトップチームに昇格し、リアム・ローソンとシートを入れ替えた。しかしそれ以降、チームメイトであり4度の世界王者マックス・フェルスタッペンが2勝を挙げ選手権3位につける一方、角田はわずか3度の入賞にとどまり、最後にポイントを獲得したのは5月のエミリア・ロマーニャGPだった。

今週末のオランダGPを前に、角田はサマーブレイクで改めて今後の戦い方を見直し、自らに課された課題を認めた。

「ポイントを取る、それが一番大事なことだ。それだけだ」

木曜にそう語った角田は、しばらくポイントから遠ざかっている現状についても触れた。

「しばらくポイントを取れていないけど、その間も僕は正しい方向に進んでいると分かっていた。特にサマーブレイク前の最後2戦でアップグレードを受けてから、自分に証明できたし、チームにも僕がまだ戦えることを示せた」

「そこでパフォーマンスを見せられたのは良かったけど、同時にこれはチームだからこそ、やっぱり結果としてポイントが必要なんだ。後半戦で僕に求められているのはそこだ」

来季のフェルスタッペンのチームメイトを巡っては憶測が絶えず、ルーキーながら印象的な走りを見せているイザック・ハッジャーも有力候補に挙げられている。

角田はこうしたプレッシャーに対しても冷静だ。デビュー以来、レッドブルのドライバー育成の一員として常に競争にさらされてきたからだ。

「これはF1ではいつもの話だ。こういう状況やプレッシャーは、この世界の一部だし、魅力とまでは言えないかもしれないけど、現実なんだ」

「僕は自分に集中するだけだ。こういう噂にはデビュー以来5年間ずっと慣れてきたけど、同時にシーズン後半が僕にとってすごく重要なのも分かっている。だから全力で攻め続けて、すべてをまとめ上げるつもりだ」