シャルル・ルクレールは、チーム代表のフレッド・ヴァスールが「感情の起伏が少ない」気質であることが、フェラーリの復活にとって重要な資産となっていると感じている。
2024年、2シーズン目を戦ったヴァスールは、フェラーリを16年ぶりのコンストラクターズ選手権まで14ポイント差という位置まで導いたが、マクラーレンに次ぐ2位に甘んじざるを得なかった。
ルクレールは、ヴァスールがフェラーリの運命を変えた理由を説明した。 「フレッドが本当に優れているのは、どんな状況にあっても一歩進んで考えることです。」ルクレールはニューヨーク・タイムズ紙に語った。 「これはスポーツなので、とても難しいことです。私たちはみんな自分たちのしていることに気を配り、いつもうまくやりたいと思っていますが、何かと上手くこと、上手くいかないことに影響を受けます。フレッドは感情的にとても平坦で、それがフェラーリのようなチームにとって非常に助けになっています。 なぜなら、チーム全体が正反対だからだです。 チーム内には非常に多くの情熱があり、感情の比重が高い場になっているからです。」
「フレッドは感情的にすごく良くなったり、非常に悩んだりする週末でも、すぐに一歩先を見据えることができるタイプの男なんです。 レースの20分後に集まって、全員が一緒に座ると、彼は既に感情を脇に置いて非常に良い分析を済ませているんです。それはフェラーリを運営する上では非常に大きな出来事です。」