Q1

1.ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1:33.186
2.ルイス・ハミルトン(メルセデス) – 1:33.225
3.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1:33.299
4.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1:33.446
5.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) – 1:33.450
6.カルロス・サインツJr.(フェラーリ) – 1:33.484
7.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1:33.592
8.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) – 1:33.691
9.フランコ・コラピント(ウィリアムズ) – 1:33.746
10.角田裕毅(RB) – 1:33.789
11.ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース) – 1:33.920
12.エステバン・オコン(アルピーヌ) – 1:33.968
13.ケビン・マグヌッセン(ハース) – 1:33.991
14.周冠宇(ザウバー) – 1:34.079
15.リアム・ローソン(RB) – 1:34.087

knock out

16.セルジオ・ペレス(レッドブル) – 1:34.155
17.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) – 1:34.258
18.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) – 1:34.425
19.バルテリ・ボッタス(ザウバー) – 1:34.430
20.ランス・ストロール(アストンマーティン) – 1:34.484


Q2

1.ルイス・ハミルトン(メルセデス) – 1:32.567
2.カルロス・サインツJr.(フェラーリ) – 1:32.711
3.ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1:32.779
4.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) – 1:32.879
5.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1:33.016
6.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) – 1:33.024
7.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1:33.085
8.角田裕毅(RB) – 1:33.089
9.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1:33.099
10.ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース) – 1:33.114

knock out

11.エステバン・オコン(アルピーヌ) – 1:33.221
12.ケビン・マグヌッセン(ハース) – 1:33.297
13.周冠宇(ザウバー) – 1:33.566
14.フランコ・コラピント(ウィリアムズ) – 1:33.749
15.リアム・ローソン(RB) – 1:33.257


Q3

1.ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1:32.312
2.カルロス・サインツJr.(フェラーリ) – 1:32.410
3.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) – 1:32.664
4.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1:32.783
5.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1:32.797
6.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1:33.008
7.角田裕毅(RB) – 1:33.029
8.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) – 1:33.033
9.ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース) – 1:33.062
10.ルイス・ハミルトン(メルセデス) – 1:48.106


ラッセル、ラスベガスGPでポールポジションを獲得!サインツとガスリーを抑える。角田裕毅は7位

メルセデスのジョージ・ラッセルがラスベガスGPの予選で見事な走りを披露し、ポールポジションを獲得した。金曜日夜の緊迫した予選セッションでは、フェラーリのカルロス・サインツとアルピーヌのピエール・ガスリーを僅差で抑え、圧巻のタイム「1分32秒312」を記録した。

ラッセルは、最終プラクティスでトップタイムを叩き出し、Q3の最初のランでも首位に立っていた。そして、最後のアタックラップで見事な走りを見せ、7月のシルバーストーン以来となるポールポジションを掴んだ。これにより、フェラーリやマクラーレンが続けていたポール獲得の流れを断ち切った。

サインツはラッセルにわずか0.1秒差で敗れたものの、フェラーリにとって好調な結果を残した。さらに、アルピーヌのガスリーも、直近のサンパウロGPでのダブル表彰台に続き、目覚ましい走りで3位を獲得した。

フェラーリのシャルル・ルクレールは4位に終わり、タイトル争い中のレッドブルのマックス・フェルスタッペンとマクラーレンのランド・ノリスが、それぞれ5位と6位で3列目を共有することとなった。

一方、レッドブルのジュニアチーム「RB」に乗る角田裕毅は、予選7位という力強い結果を残した。マクラーレンのオスカー・ピアストリ、ハースのニコ・ヒュルケンベルグ、そしてメルセデスのルイス・ハミルトンがトップ10を締めくくった。しかし、ハミルトンはQ3の2回のアタックでミスを犯し、順位を伸ばすことができなかった。

ウィリアムズのフランコ・コラピントは、ブラジルGPでのクラッシュに続き、今回もQ2終盤で劇的なクラッシュを喫した。彼は14位で予選を終えたが、チームが必要な修理を完了できれば、レースへの出場が可能となる。

アルピーヌのエステバン・オコンは、わずかにQ3進出を逃し11位に。ハースのケビン・マグヌッセンとザウバーの周冠宇がそれに続き、RBのリアム・ローソンはQ2最後の脱落者となった。


波乱の予選、ペレスとアストンマーティンに暗雲

レッドブルのセルジオ・ペレスは、グリップと自信を欠き、16位という低迷した結果でQ1敗退を喫した。これにより、土曜日のレースでポイントを稼ぐための大きな挑戦を強いられることとなった。

アストンマーティンも厳しい予選となり、フェルナンド・アロンソが17位、ランス・ストロールが最下位となった。ストロールはFP3のトラブル後にパワーユニットの交換を余儀なくされ、予選でわずか1周しかタイムを記録できなかった。


ラッセルのコメント

「再びポールに戻れて信じられない気持ちだ。今週末、僕たちはずっと速かった。そして、最後のQ3ラップがすべてを決めるとわかっていた。この瞬間のために準備をしてきた。最初のランでは少しミスがあり、フロントウィングを交換する必要があった。その時は間に合うのか心配だったけれど、無事に最高の結果を出すことができて本当に嬉しい。」


次の展望

ラスベガスGP決勝は現地時間の22時にスタートする予定である。ラッセルは最高の位置からスタートし、メルセデスの快進撃を続けられるか注目が集まる。一方、フェルスタッペンとノリスのタイトル争いも佳境を迎えており、激しい戦いが予想される。